大阪府立産業開発研究所で08年版の大阪経済・労働白書がまとめられました。
ここで取り上げたのは、そのタイトルに『物流と産業のシナジーによる地域経済発展サイクルの形成』とかかれていることから目がとまったことによります。
大阪の経済基盤の強化が課題であることが語られてひさしくなりますが、08年版のまとめ方について「大阪の物流機能向上施策と、産業振興施策を関連づけ、両者の相乗効果で大阪の産業を牽引していく方策について検討しています。」としています。
詳しいニュースリリースは次のアドレスでご覧下さい。
http://www.pref.osaka.jp/aid/wp/wp2008/press.pdf
このリリースの中でも書かれていますが、経済基盤強化には産業立地施策と、そのために道路や空港、港湾、物流インフラの施策を両輪ととらえて調査研究したようです。
いずれ、白書を見てみようと思いますが、リリースの最後にはまとめの章についても書かれていました。
以下、原文のまま記載。
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■ 物流を担う人材の確保・育成は、学校教育の段階から息の長い取組が必要である。SCM(サプライチェーンマネジメント)など、高度な物流システムを成り立たせるには、これに携わるすべての業界人が正しく物流を理解していることが前提となる。
■ 荷主でも物流事業者でもない、第三者(サードパーティ)が物流を一括して担う3PLへの期待が高まっている。連携してそれぞれの得意分野を担うことで、中小企業による3PLの可能性が広がる。
■ これからの物流を語るとき、欠かせない視点が「環境」である。環境問題への取組は、必ずしもコストアップ要因ではなく、徹底して取り組めば強みになる。
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「息の長い人材の育成、3PL、環境」、これらの取り組みが関西回帰に必要としています。
もう少し詳しく見てからコメントを付け加えたいと思います。
今日のキーワード
”産業人は物流を理解することは最低限の基本”