分刻みでは・・ | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 今朝もかなり強い雨が降っています。


 昨日は新幹線利用の出張帰り、見事に遅れに巻き込まれました。仕事が終わった後なので別にどうということはありません。しかし、アポイント時間を気にしながらの列車の中だったら、いろいろ非常時の対応をしなければならなかったのでしょう。


 名古屋から新大阪への移動ですのでいつもは急ぎの列車に飛び乗りです。昨日は遅れの影響か列車を決めるだけで何本も先のものしかとれません。そして列車自体の遅れがあるので予定していた時間からすると1時間以上は待つことになったのでしょう。


 緊急時対応の一番目は以後のスケジュールをキャンセル、あるいは確定時間無しのアポイントに切り替え作業です。一応、予定していなかった事態ですので、それをどこでリカバリーするのかも決めなければなりません。もっと悲惨なのはセミナーなどお客さんが集まっている時です。仕方ない、帰っていただくだけで済まないものもあります。


 何分、何時間遅れで乗った列車も目的地までどれくらいで着くのかはダイヤの回復状況によります。詳細な計画はここでは成立しません。目的エリアの拠点駅に着くまで成り立たないというのが結論となります。


 どうも、分刻みに慣れてしまった中で非常時対応、調整は面倒に感じます。時間遅れも気にならない仕事の進め方も、たまには懐かしくなります。


 分刻みの運行をするトラックドライバーさんの苦労がよく分かります。新幹線よりも不確実性がはるかに高い道路走行ですから・・・。


 それにしても、この不安定な天候、いつまで続くのでしょう?


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”それでもダイヤが基本”