「どう考えてもこうなったのか分からない。」
よく聞くフレーズです。良い結果、悪い結果、どちらにも見られることです。ほんとうに分からないでしょうか。
一生懸命がむしゃらにやっているうちにこうなった、ごく普通にやっていただけなのだけどこういうことになってしまった。
結果の出る過程を検証できていないだけのことです。一つ一つの流れやアクションを検証していけば良い結果であっても悪い結果であってもそうなる理由が存在します。
改善活動においてはこの「理由」を掘り下げ、掘り下げ検証していく作業がどうしても欠かせません。いい結果が出たときにはいい結果が出るそれなりの理由が、悪い結果にもそれなりの理由が、それぞれに存在します。
同じものを見るのでも人それぞれに見方が違うということもあります。見方が違ってもどんどん突き詰めいくと真因は同じ物に辿りつくということが多いようです。
時間がかかることかもしれませんがとにかく掘り下げながら原因を探るというスタイルを自分の中に植え付けていくことが改善に取り組む自分を作る第一歩でしょう。
今日のキーワード
“結果だけの善し悪しにとどめない”