企業活動において年中、コンスタントな動きをすることは稀でないでしょうか。
特に一般消費材を扱う企業では年中、波があるといえるでしょう。特に多いパターンがゴールデンウイーク、夏季、年末に需要のピークがくるというのが多いようです。
食品などのように賞味期限があり製造日自体の調節ができないものは別にして生産計画では前倒し生産をして平準化という方法を取ります。これでほぼ通常月と変わらない勤務体系で乗り切ることができます。
物流部門ではそうはいきません。
実需に合わせた作業が必要になります。むしろ通常以上のアクティビティが要求されるのかもしれません。普段は用いない外部倉庫に預けていれば横持ち(社内移動)によるハンドリング回数増もあります。輸送手段としてトラックを通常の何倍も準備しなければならないこともあります。
臨時に雇用した人たちに作業をお願いすることも多くなります。 短期間で年間雇用している人たちのレベルに到達していただく教育も用意されます。
そのほかにも通常月とは異なる様々な対応をすることになります。
毎年、まわってくることとはいえ何を行っておかなければならないかを完璧にそろえていますと自信をもって言えるところも少ないかもしれません。
あわてることのないようにチェックシートなどを用意しておきたいものです。
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“備えあれば憂いなし”