日々の需要変動がない商品はないのでないでしょうか。又、季節や月によっても大きく変動する商品もあります。
一方、よほどの不景気でない限り働ける人が有り余る状況にはなりません。ついこの前までの人あまり減少は希な例でしょう。
生産活動や物流活動はこの限られた人数の中でやりくりをしなければなりません。季節工や期間工といった制度があるかいしゃもありますが一般的には人集めに苦労をしているのでないでしょうか。季節性のある農業従事者も減っています。あとは、学生や主婦といったあたりですがこちらも減ってきています。
どうしても限られた人数で工夫をしなければならないのがこれから普通になってくるようです。
これにはムダをなくすことが王道のようです。職場の中を見るとまだまだ「ムダ」はいくらでも見つかります。見つからないとすれば「ムダ」のない、いい職場かというとそうでもないようです。見る目、見方、突き詰めて掘り下げる、こんなものが欠けている場合が多いようです。
もう一つは機械化というほうほうがありますが、大きな設備を導入するとここに「ムダ」が生じてしまう場合があります。大艦巨砲は小回りがきかないということもあります。小さな治具を工夫することで解決できないでしょうか。
物流部門は生産部門より波動を吸収しにくい職場ではあります。限られた人数を増やすことは容易ではありません。いろいろな工夫を生産部門以上に行うことが求められます。
今日のキーワード
“人が増えないなら工夫するしかない”