モノがあふれていたり、人があまりにも目につく職場にはいろいろな問題が含まれていると考えられることを書いたことがあります。いわゆる「見た目」が一番ということです。
さて、見た目で疑ってみると次にしっかりと数量を把握してみます。数字が多くのことを語るのです。
在庫を見てみましょう。
すぐに必要なものだけしかないというところは稀でしょう。この状態であればモノで職場が埋まっていることはないのでないでしょうか。見た目もすっきりしているはずです。
すべてのアイテムが有り余るほど残っているところも少ないのでないでしょうか。そうであれば目の前の保管スペースだけでなく外部の臨時倉庫もいっぱいということになります。
よくあるケースは在庫の偏在です。
数字を検証してみればわかるのですが、動かないものをべらぼうに多く持っている、必要なものが極端に少なくあたふたしている、こんな事例の多さです。
目の前の出荷だけにしか目がいかず、足らないものを補充するのに精いっぱいで動かないものまで対策が及ばないというのが実情です。
しっかりと数量を把握していれば度j子に問題があるのか、何をどうすればいいのかなど対策まで数字が語ってくれます。これを基本にするのです。少なくとも在庫責任者は。在庫が企業の良しあしを語っているのです。
日日の在庫量は気にしてみたいものです。それも何日分の在庫量なのかということです。それも単品ごとの数量、材j子日数を見ることから始まります。そうすれば在庫が語ることを実感できるのでないでしょうか。
今日のキーワード
“在庫は単品で語らせる”