何事も原因があって結果が出てきます。
結果は現象として見えたり深く実態として見えることもあります。
場合によっては、この結果を招いている原因に辿りつくのに時間がかかることがあります。この経路を整理しひもといてくれるのが物流コスト分析の場合では「物流ABC」ということになります。
結果として表れたコスト面の悪さ加減を原因までつきとめるために少し遠回りとも思える1ヶ月なり2ヶ月、あるいは3ヶ月の時間をかけて調査、分析を行うのです。
そのために周到な準備と緻密な組み立てを行います。
枠組みができればそれにのっとって進めていくだけのことです。
今まで述べてきたロジックやその局面局面での対処の仕方や目の付け所などを注意しながら進めます。もちろん、できるだけ負担の少ない方法がもとめられるのはいうまでもありません。
真の要因にたどり着けるのであれば1ヶ月、2ヶ月の時間は永久にムダをつぶせないよりははるかに少ない投資時間といえるのでないでしょうか。
今日のキーワード
“犠牲になる時間を活かすことができれば惜しくはない”