従業員が会社でくつろぐ時間の長い場所が従業員食堂ではないでしょうか。
ここにはいろいろな情報があります。経営者層にはできるだけ現場に足を運んでいただきたいのは言うまでもありませんが従業員食堂にも足を運んでいただきたいと思います。
「三上の教え(2月18日ブログ参照)」ではありませんが、食事をしている時もOFF TIMEとなり本音やさまざまなアイデアが話し合われたり語られているものです。「同じ釜の飯を食う」ことでいろいろな情報共有とざっくばらんな関係での話しの発展があります。こんな情報宝庫、人間関係構築の場を見過ごす手はありません。従業員にしてみればくつろいでいる場まで経営者に乗り込んでこられては迷惑でしょうが、ここは経営者側が従業員側に身を近づけ地位や権限は捨てて接しましょう。威厳だけは田が認めたり自然に備わったものですからどうしようもありませんが・・・。
進んで目線を従業員に合わせることで山上からしか見られなかったものが木や下草まで見ることができます。しかも、仕事場では見られない土の状態まで感じられるはずです。中には経営者でなくても上級管理者が一般従業員と食事をともにしない例も見受けられるようです。せっかくの貴重な場をどぶに捨てているようなものです。アフターファイブのノミュニケーションで特定の方々と意見交換するだけでなく多くの人の声や顔色に接してみてください。何か感じられるはずです。
食後のデザートをパートさんからいただくこともあります。それがキーワードとなり話が広がることもありますよ。
今日のキーワード
“共有できるあらゆる場を大切にしよう、目線は同じ位置で!”