昨今は働き方改革と銘打って様々な規制が進んでいます。労働時間の短縮、休暇取得等の改革を進めていますが何となく「たくさん働くな」「休みをとれ」と言われているような気がします。働き方改革は様々な働き方を自由に選択できるようにしたほうが幸せになるのではないかと感じています。
私は高齢者なので考えが古いと言われるかもしれませんがより働いてより良い職場環境を得てより収入を増やしたいと考えて過ごしてきました。公務員から民間企業に３９歳で転職したので当時は民間企業では新卒者より知識、経験が少なかったのでとても頑張ったという記憶があります。公務員では仕事の結果に対する成果配分がほとんどなかったので民間企業での成果配分はとても魅力的に感じていました。
中途採用で他の社員より経験が劣っていたので挽回するためにものすごく頑張ったと思います。人より多く働いてより多い成果を上げたくて休みを意識したことはなかったと記憶しています。毎日が仕事ばかりでしたが昇給、昇格していき生活は豊かになっていき幸福感はありました。家族には一緒に過ごす時間が減って迷惑をかけてしまいましたが理解してくれたことには感謝しています。
しかし現在のような労働規制が強化されてしまうと企業も残業を規制して、休み取得を進めるのでそのような働き方はできなくなってしまいます。古い昭和の考え方と言われてしまうかもしれませんがより良い仕事をしたい、仕事が好きという方は現在でもいます。働き方改革は規制をするのではなく多様な働き方を認めていくという方向になればいいなと考えています。