老後の住まいの選び方(共用設備) | 向井幸一のブログ

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住まいを決める際には見学すると思います。立地、建物外観、敷地を見学したらエントランスから建物へと入っていきます。エントランス部分でチェックしたいのは風除室の奥行です。ストレッチャーが入っても安心な奥行2.5m以上はあったほうがいいですね。

 

次にメールボックスは各戸別にあるかもチェックしたいですね。郵便物は差出人の名前も保護対象となっているので自分専用のメールボックスは必須です。病院・施設であれば施設側でまとめて受取って職員が配布するところもあるようですが住まいであれば今まで通りのライフスタイルが望ましいといえます。

 

建物内に入ったら管理人室を確認してください。常駐して出入管理しているのかどうかは大切なチェック項目になります。また臭気もチェックしてください。管理者の気配り状況が分かります。さらにエントランスホールに生け花でもあれば日常の気配りができていると考えることもできます。住まいでは第一印象がとても大切なので入った瞬間に感じたことが重要です。

 

エントランス部分は住まいの顔ともいえるところなので清掃はもとより明るさ、温度のバリアフリー、衛生管理状況についても五感を働かせて見学してください。

次回はエントランスから建物内部に少しずつ入ってからのチェックポイントについてお話したいと思います。