取材 | 向井幸一のブログ

向井幸一のブログ

高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

本日は専門誌から取材をいただきました。テーマは「高齢者住宅市場の展望」というものでした。実務家として市場の現状と展望、トレンドについてお話しさせていただきました。取材を受けるためには準備が必要になるので市場分析をしたり事前調査をするので現状の再認識には有効であると思います。また専門誌の記者さんから最新情報をお聞きすることもできるのでありがたいと考えています。

 

高齢者住宅市場は少しずつ成熟してきたように感じています。お部屋は狭いけど安いという住宅が多かったですが最近では広めで適正な賃料という住宅が増えてきたと思います。高齢期の住まいは重要な問題なので選択肢が増えることはとてもいいことであると考えています。施設では均一性も大切な要素だと思いますが住宅では様々なタイプから選ぶことも必要だと感じています。

 

お客様である高齢者の皆様もイメージが変わってきています。身体的な差が大きな客層になるので目的を明確にした住宅がトレンドになってくると思っています。そして立地、建物、設備等に見合った賃料の住宅が今後増えていくことが大切であると思います。

 

高齢者住宅市場には今までは医療・介護系の方が供給されていましたが昨今ではハウスメーカー系、不動産系の事業者の供給が徐々に増えてきたと感じています。それぞれの分野の専門家による住宅の開発と供給はお客様である高齢者にとって好ましいことだと思います。

今後も多様なニーズに応えることができる住宅がたくさん供給されるといいですね。