公益目的で必要とされる施設、建物であっても迷惑施設として近隣住民から反対される場合があります。高齢者施設、住宅でも以前は迷惑施設として近隣住民への対策が必要であった時代もありましたが最近では高齢社会への進行もあって反対住民は減ったような気がします。
最近では東京の港区において区立母子支援センターの建設について地域住民から反対運動が起きているとのことです。子供を守る施設は必要とされていますが港区の青山周辺は地価が高い高級住宅地であることから地域住民は地価が下がってしまうという懸念もあるようです。
子供を守ること、母子家庭を守ることは時代の要請でもあり必要であり賛成という住民も多いようですが迷惑施設と考える人も多いみたいですね。青山周辺は外国人が多く訪れる地域でもあり子供を大切にしていることをアピールするためにも建設に賛成する方もいらっしゃるようです。
必要な建物であっても自分の生活圏内には供給してもらいたくないという気持ちも分からないでもないですね。中には地価が下がってしまうという意見もあるようです。ただ少子高齢社会において子供は地域社会で見守っていくという気持ちも大切であると感じています。
子供や高齢者に関する建物が迷惑施設と考えられないで地域において必要な建物と評価されるような社会になってもらいたいですね。