厚労省によると２０１６年の健康寿命は男性７２．１４歳、女性７４．７９歳となって最高記録を更新したそうです。健康寿命とは健康不安がなく日常生活を過ごすことができることをいいます。男女とも平均寿命が延びていますが健康寿命も延びている結果ですね。
飽くまで平均なので全ての人が該当するわけではありませんが一応の目安にはなりますね。平均寿命から健康寿命を引くと何らかの医療・介護・介助が必要な期間を割り出すことができます。健康ではない高齢期は平均では８～１０年くらいはあるという結果です。
健康寿命を考えると年金支給開始年齢を７０歳以降も繰り下げるというのは現実的ではないような気がします。働くことができなくなったら収入は年金しかないという方がほとんどであると思います。元気で長生きは理想ですが現実とのギャップもありますね。
寿命を延ばすことも大切ですが健康寿命を延ばすことはもっと重要な気がします。元気で人に迷惑をかけないような老後を迎えたいですね。