物価 | 向井幸一のブログ

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政府は物価2%アップを目指して財政・金融政策を継続してきましたがほとんど実効性はなかったようで物価は上がるどころか下がり続けてきました。マイナス金利、円安誘導により輸入原材料価格アップが物価に直結することはなかったようですね。

 

ところが最近は少しづつ物価上昇の兆しがみえてきました。原因は天候不順による生鮮食品の生産量不足からの物価上昇と少子化による生産力、サービス提供力不足による物価上昇が始まっています。需要が増えて物価が上がるのは経済の好循環につながりますが供給力不足により起きる物価上昇は消費者が疲弊することになりますね。

 

国民所得が上がらない現状で供給力不足で物価が上昇すると個人消費はますます減少することになりかねないですね。1975年から始まった少子化について何の手も打ってこなかったことが現在につながっているのではないかと思います。

 

これから物価上昇が始まるかもしれませんが減税等により国民所得の向上政策を期待したいですね。