高齢者住宅事業者の戸惑い | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

サ高住の登録更新が始まったこともありますが事業者が戸惑っているような気がします。質問が増えてきました。登録更新に加えて介護保険法に基づく実地指導・監査、或は高齢者居住法による立入等が続いていることも影響していると思います。

 

法律は全国一律ですが運用は地方に委任されているところもあって全国一律の解釈が困難になることも一因であると感じています。地方ごとに事情が異なりますので一部運用を任せることは仕方ない一面もあるかと思いますができれば統一していただきたいというのが本音です。

 

指導により業務が複雑化していくことも現場の負担が増えることになります。できるだけ簡素化していただきたいものです。事業者の中には「囲い込み」「過剰サービス」等を行っている事業者も散見されますが大部分の真摯に事業に取り組んでいる方には負担が増えることは避けていただきたいなと思っています。

 

特に高齢者住宅の最大の特徴である「自由な選択」が担保されるような運用・解釈をしていただきたいなと願っています。各種検討委員会に参加する機会もありますので事業者として実態をお話しするとともに改善を提言していきたいと思っています。

 

お客様である高齢者の皆様が安心して生活できる住まいを提供していきたいですね。