テレワーク | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

働き方の多様性を求めて政府は在宅での勤務であるテレワークを推進しています。2020年には全労働者の10%以上が在宅勤務になるように目標設定しています。試験実施として国家公務員のうち本省で勤務する職員で2015年に先駆けて取り組みましたが実施率は3%と低迷してしまいました。

 

在宅勤務が困難な理由も明らかになってきました。

・自宅で使用する端末数が不足している

・自宅でネット接続するのはセキュリティが課題

というような問題があるとされています。

 

端末は予算措置で対応できると思いますがセキュリティの問題は解決が難しいような気がします。ネット攻撃が増えている現状では対応するファイアウォールを職員の自宅に整備して維持・更新していくことは予算が膨大に必要になると思います。

 

さらに働き方の観点からも仕事のオン・オフの切り替えが難しいと思います。公務員であれば自分のペースで仕事できますが民間企業ではお客様対応は24時間、柔軟に対応しなければならないので在宅勤務者ばかりというわけにはいかないと思います。

 

解決しなければならない課題が山積していますが多様な働き方の選択肢の一つになればいいなと願っています。政府では目標を設定しても達成できないことばかりが続いていますが目標は立てることが目的ではなく達成することが目的であることを自覚して達成に向けて具体的な行動と政策を期待したいですね。