厚労省が2025年に向けて療養病床の長期入院患者数の削減に取り組むことを発表しました。
都道府県別で人口10万人当たりの療養病床入院患者数割合は最も高い県と最も低い県では5倍の開きがあるとのことです。入院患者の多い県では一人当たりの医療費も高額になるという傾向もあるそうです。
入院患者数割合が高いのは西日本ということなので気候が温暖なのに不思議な現象といえるかもしれないですね。高齢者の最も住みたい場所の1位はやはりご自宅です。厚労省も在宅医療・介護に重点化を進めていますので方向性は間違っていないのかなと思います。
入院患者が最も多いのは高知県ですが医師の数、病院の数も多く基幹産業が医療ではないかと思うほど極端な傾向があります。全国平均まで療養病床を削減するには現状の半分以下にする必要があります。病院が半分以下になると働いている人の職場もなくなります。在宅医療への移行を上手に進めていただきたいと思います。
療養病床への入院患者数が最も少ない県は長野県ですが高齢者の就業率も日本一です。働いて元気な高齢者が多いというのが長野県ではないかと思います。仕事という役割をもって日々を過ごすことは元気の源ではないかと思っています。高齢期に住みたい都道府県で長野県は常に上位に位置しています。
元気で長生きするためには役割をもって生きることが大切であると改めて感じました。
お客様にも役割を生きがいをもって生活できるリズムを作りたいですね。
また自分自身も一日でも長く役割をもって生きていきたいと思います。