限界集落 | 向井幸一のブログ

向井幸一のブログ

高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

国土交通省から2050年の日本のグランドデザインが公表されました。少子化の進行から高齢化率50%を超えている限界集落が課題となっています。地域社会を形成するための道路・橋・トンネル等の社会インフラ、生活を支えるための電気・ガス・水道等のライフライン、ゴミ収集等のソフトパワーの維持が困難になるとのことです。財政上も住民負担が増えてしまい生活の継続が難しくなります。労働力も乏しくなってしまいます。



そのため住民負担を増やして維持管理を継続していくかコンパクトシティ化を進めて集住するかの選択が必要になってきます。住民の皆様には厳しい選択が迫られます。少子化というのは本当に恐ろしい現象だと改めて思いました。



そして戦後一貫して続いてきたコンクリート投資はその維持管理コストを考えると人口増加を前提とした右肩上がりの社会でのみ通用する政策だったのではないでしょうか?

人口減少の縮小社会にあっては人への投資を進めて国民一人一人の生産性を向上させることが重要であると感じました。



子供を安心して育てることができ、高齢期になっても安心して暮らすことができる社会になって欲しいと思います。そのためには今できる最大限の努力をしていきたいなと思います。

今が一番若いですから後悔しない時間を過ごしていきたいですね。