10年くらい前になるでしょうか、私は「もうすぐ女神の時代になる」という言葉を
残した夢を見ました…それからは聖母マリアにも縁を感じ、いろんなインスピレー
ションなども受け取ってきました。そうして時を刻むうちにアセンションという
言葉にも出会いました。今はもう女神の時代に入っていると私は実感しています。
そして、今、一番必要なものが無条件の愛です。これは自分は受け取らず与える
だけの無償の愛とは違います。
無条件の愛は、自分自身を愛し、自分以外の全てのもの、ことを、あるがままを
受け入れるというものです。それは常に思いやり、慈しみ、許し、祝福する愛と
いうエネルギーの表現です。
今日はそういうことも踏まえて、マリー・マグダレンの物語を紹介したいと思いました。
皆さんは、宗教に関係なくマグダラのマリアがイエスの生涯のパートナーであったことは
ご存知だと思います。しかし長い間事実は曲げられてマグダラのマリアは娼婦であったと
屈辱を受け続けてきました。しかしそれも、1969年マリアは娼婦ではなかったという事実
が受け入れらるようになり、聖女ということになりましたが、彼女は無条件の愛の女神で
もあります。全てを、あるがままを受け入れ祝福してきました。
*** *** 『 マグダラの書 』より (読んだことがある方はスルーしてください)
これはマグダラのマリアの、イェシュア・ベン・ヨセフ(現代ではイエス・キリストとして
知られる)とのタントラ的な関係の個人的な物語。二千年に及ぶ偽りを越えて今、真実の愛
が語られる。イシス神殿の高級イニシエートとして、マグダラのマリアこそが キリストの
血を受けた聖杯であった…
彼女の一語一語が正確に書き記され、彼女とイェシュアが実践した神聖な錬金術…
これはイェシュアが死後も生き続け(アセンション(次元上昇)を遂げ)、死の道に光の道を
敷くという彼の使命を達成するのを可能にした錬金術である。
これはイシスの要請で、神殿の最も深遠な秘密のいくつかを明らかにしたマグダラのマリアの
物語である…
** マグダラのマリア **
真実が明かされた
見る目のある者は、これを見なさい
聞く耳のある者は、これを聞きなさい
そのどちらでもない者は、やり過ごしなさい
1
私は魔術の理解の中で育ちました。私の父はメソポタミア、母はエジプトの出身です。
私が生まれる前、母は子供に恵まれるようイシスに祈りました。私がその子供です。
そして私はマグダラのマリアとして知られていました。
私が12歳の時、イシスの保護のもと、ある秘密の女性のイニシエート(秘技参入者)仲間
たちとともに学び始めました。私はそこでエジプトの秘技である「ホルスの錬金術と
イシス崇拝の性魔術」の訓練を受けました。あなた方がイェシュアと呼ぶ存在に出会っ
た時、私は全てのイニシエーション(通過儀礼)を通過していました。井戸端での彼との
出会いの準備が整っていました。
私の仲間のイニシエート達は皆「蛇型の金の腕輪」を身につけていたことから、福音書
は私を売春婦として物語っています。私達が性魔術を扱うことは知られていたので、
ヘブライの人の目には娼婦として映ったのでしょう。
イェシュアに会い、目が合うと、私達は互いに運命づけられていることがわかりました。
私がこれから話すことは、当時 私達と一緒にいた人以外、誰も知らないことです。多くの
伝説が存在します。しかしこれは私にとって最も深遠な愛の物語です。イェシュアが世界
のビジョンを持っていたことなど、私にはあまり関係ありません私にとって、これはラブ
ストーリーなのです。
多くの人々がイェシュアにつき従いました。それゆえ私達が二人きりになれる機会は ほと
んどありませんでした。
私達に最も近しい人以外は誰にも知られていないことなので、福音書には書かれていませ
んが、イェシュアが ゲッセマネの園 に行く前に、私達は子供を授かり、彼女は「サラ」
と名づけられました。
2
私がこれから話す物語は異様に聞こえるでしょう。
私はサン・マリー・ド・ラ・メールの葦原を覚えています。もちろん その当時はそのように
呼ばれてはいませんでしたが、そこは私達の舟がたどり着いた岸です。サラは一歳にも満た
ない幼子でした。私は深い悲しみと落胆に引き裂かれていました。
イェシュアが処刑されたとき、私はその場にいました。墓の中で彼に会い、彼の母の横で彼の
遺体を包みましたあのミルラ(没薬)の香りを永遠に忘れません。その時使った香油のひとつです。
イェシュアは輝く光の姿で私の前に現れました。私は自分の目が信じられず、彼の傷に触れま
した。弟子たちは、彼が最初に私のもとに現れたことに嫉妬しました。
私と娘が孤独に地中海を渡っているのに、最愛の人が別の領域、別の世界へと送られてしまった
のはとても不安なことでした。私達が訪れたエジプトも もはや安全ではなく、そこを去らなけれ
ばなりませんでした。
私達が後にフランスとなる場所へたどり着いた時、そこは荒野でした。私達はそこでイシス崇拝
の女性司祭たちに迎えられ、ドルイド僧たちの保護を受けるため北へ向かいました。イシスが
彼らに、彼女の娘サラを守ってくれるよう頼んでいたのです。私達はもうひとつ偉大な海峡を
越えて、現在のイギリスへと向かいました。
私達はドルイド僧たちにとっての聖地である、トールとグラストンベリーにかくまわれました。
イスラエルやエジプトよりは安全でしたがローマの影響はイギリスにも及んでいたので、私達は
隠れていたのです
私達はこの地域に長年住みサラは後にその子孫たちがテンプル騎士団員となる男性と結婚し、
私は北のウェールズへ行き、残りの日々を海のそばで過ごしました。
私が海のそばで一人暮らしている間、イェシュアは何度も私のもとを訪れました。もちろん以前
とは違い、彼の身体は肉体ではなくエネルギー、光でしたが、再び彼に会えるのは素晴らしいこ
とでした。
彼は私が死を迎えたときにもそばにいて、私を天国と呼ばれているところ、実際には魂の中の
ある場所へと連れていってくれました。
3
私の物語を井戸の場面から始めます。多くの意味でその時が、私の人生が本当に始まったとき
だからです。それ以前の全ての日々は、この出会いのための準備期間でした。
その朝は彼に会う前から、私は興奮を感じ動揺していて、手足が震えていました。彼が到着し
たとき、私はすでに井戸のところにいました。私は井戸に水がめを沈めたところで、彼は私が
それを引き上げるのを助けてくれました。弟子たちの何人かは金の蛇の腕輪を見て私を娼婦と
思い、マスター(イェシュア)が そのような者の手助けをすることにひどく驚いていました。
しかし そのようなことは気にもかかりませんでした。私はイェシュアの瞳によって別世界へ
連れ去られていました。互いの目が合った時、それはまるで永遠を見つめているようで、彼こ
そが私がこれまで準備をしてきた人だとわかりました。ーー彼もまた同じように理解しました。
私は彼に従う人々の周囲に続き、夜になると彼と二人きりになりました。決して毎晩ではあり
ません。彼は常に求められていました。(マスターとして弟子たちに…)
ホルスの錬金術とイシスの性魔術の修行をし、師から非常に優秀であることを認められている
私でしたが、イェシュアの腕に抱かれた最初の夜、私はただの震える女でした。それまで訓練
してきた欲望から最高の王座へと上昇する中心経路を必死に探さなければなりませんでした。
イェシュアと私は、私の訓練してきた技術と彼がエジプトで学んだ技法の両方を駆使して、彼
のカー(エネルギー体)をより大きな光と力で満たすことに成功しました。それによって彼は、
彼のもとに訪れる人々全てに対応することができたのです。
イェシュアが私のもとに現れた時、私が井戸のところにいたと福音書にあるのは とても皮肉に
感じます。イェシュアと私が二人で過ごした数々の夜、彼は私からイシスの力を引き出し、
彼自身を強化するために、私という井戸を訪れていたのです。
4
時を経て、これら全ての出来事を、まるで夢だったかのように思い起こしますが、それらは
いまだに鮮明です。この物語を話していると、それはまるで昨日のことのように私の心を震わ
せます。イェシュアとの最初の夜は、私の中にエルサレムの青空のように鮮明に描かれています。
私が女性としての欲望を越えて、それまで訓練してきた霊的錬金術の道へと上昇してからは、
すでに光り輝いていたイェシュアのスピリット体を見ることができました。
一羽のハトが彼の頭上におり、そこから金色の光線が降り注いでいました。彼のスピリット
体には、ソロモン、ハトホル、イシス、アヌビス、オシリスの印章がありました。これらの
イニシエーションを彼が通過した証です。他にも私には理解できない印がありました。
私には知識も訓練の経験もない文化のものでした。しかし私が知るエジプトの印章を見る限り
、彼は高級神ホルスの道にありました。
しかし彼は、いまだ死のイニシエーションを通過していませんでした。そして私は “今この時”
に、彼のもとに導かれた理由を震える心で理解しました。彼が冥界への入り口を通り抜けホル
スに達することができるように、彼の魂をイシスと宇宙の母の力で強化するためだということが。
その夜、私達が愛し合い 互いのスピリット体が触れ合い 混じり合い 私達の間に錬金術の作用
が起こり始めた後、イェシュアは眠りにつきました。彼を腕の中に抱きしめていると、私は
自分の中に変化を感じました。彼を守りたい、いつも彼のそばに居たいという望みと、私の
望みよりもはるかに偉大な力によって私達は引き裂かれるという冷たいナイフのような認識
です。
5
教会は私が娼婦であったとあなた方に信じ込ませていますが、女性を汚れた存在とし、男女間
の性的情熱を邪悪とした教会こそが、堕落した娼婦だと言っておきます。この引きつけ合う
情熱の内にこそ、アセンションの子宮が創り出されるのです。
この秘密中の秘密はイシスのイニシエートたちに全て知られていましたが、イェシュアのよう
な存在との統合で、私がそれを完全に表現するとは想像もしませんでした。
私にとって、これはスピリットとハートの旅です。
事実上の旅の行程を知りたい方々のために・・・私はイェシュアの処刑の後、彼の母マリア、
アリマタヤのヨセフと彼の12歳の息子アーロン、二人の若い女性とともにエジプト北部を
旅立ちました。
*** *** *** 続きは次回にさせていただきます。
記事内容
『マグダラの書』より
画像
マグダラのマリア
「インナーウイッシュ」さんのHPより…ドリーン・バーチューのオラクルカード
残した夢を見ました…それからは聖母マリアにも縁を感じ、いろんなインスピレー
ションなども受け取ってきました。そうして時を刻むうちにアセンションという
言葉にも出会いました。今はもう女神の時代に入っていると私は実感しています。
そして、今、一番必要なものが無条件の愛です。これは自分は受け取らず与える
だけの無償の愛とは違います。
無条件の愛は、自分自身を愛し、自分以外の全てのもの、ことを、あるがままを
受け入れるというものです。それは常に思いやり、慈しみ、許し、祝福する愛と
いうエネルギーの表現です。
今日はそういうことも踏まえて、マリー・マグダレンの物語を紹介したいと思いました。
皆さんは、宗教に関係なくマグダラのマリアがイエスの生涯のパートナーであったことは
ご存知だと思います。しかし長い間事実は曲げられてマグダラのマリアは娼婦であったと
屈辱を受け続けてきました。しかしそれも、1969年マリアは娼婦ではなかったという事実
が受け入れらるようになり、聖女ということになりましたが、彼女は無条件の愛の女神で
もあります。全てを、あるがままを受け入れ祝福してきました。
*** *** 『 マグダラの書 』より (読んだことがある方はスルーしてください)
これはマグダラのマリアの、イェシュア・ベン・ヨセフ(現代ではイエス・キリストとして
知られる)とのタントラ的な関係の個人的な物語。二千年に及ぶ偽りを越えて今、真実の愛
が語られる。イシス神殿の高級イニシエートとして、マグダラのマリアこそが キリストの
血を受けた聖杯であった…
彼女の一語一語が正確に書き記され、彼女とイェシュアが実践した神聖な錬金術…
これはイェシュアが死後も生き続け(アセンション(次元上昇)を遂げ)、死の道に光の道を
敷くという彼の使命を達成するのを可能にした錬金術である。
これはイシスの要請で、神殿の最も深遠な秘密のいくつかを明らかにしたマグダラのマリアの
物語である…
** マグダラのマリア **
真実が明かされた
見る目のある者は、これを見なさい
聞く耳のある者は、これを聞きなさい
そのどちらでもない者は、やり過ごしなさい
1
私は魔術の理解の中で育ちました。私の父はメソポタミア、母はエジプトの出身です。
私が生まれる前、母は子供に恵まれるようイシスに祈りました。私がその子供です。
そして私はマグダラのマリアとして知られていました。
私が12歳の時、イシスの保護のもと、ある秘密の女性のイニシエート(秘技参入者)仲間
たちとともに学び始めました。私はそこでエジプトの秘技である「ホルスの錬金術と
イシス崇拝の性魔術」の訓練を受けました。あなた方がイェシュアと呼ぶ存在に出会っ
た時、私は全てのイニシエーション(通過儀礼)を通過していました。井戸端での彼との
出会いの準備が整っていました。
私の仲間のイニシエート達は皆「蛇型の金の腕輪」を身につけていたことから、福音書
は私を売春婦として物語っています。私達が性魔術を扱うことは知られていたので、
ヘブライの人の目には娼婦として映ったのでしょう。
イェシュアに会い、目が合うと、私達は互いに運命づけられていることがわかりました。
私がこれから話すことは、当時 私達と一緒にいた人以外、誰も知らないことです。多くの
伝説が存在します。しかしこれは私にとって最も深遠な愛の物語です。イェシュアが世界
のビジョンを持っていたことなど、私にはあまり関係ありません私にとって、これはラブ
ストーリーなのです。
多くの人々がイェシュアにつき従いました。それゆえ私達が二人きりになれる機会は ほと
んどありませんでした。
私達に最も近しい人以外は誰にも知られていないことなので、福音書には書かれていませ
んが、イェシュアが ゲッセマネの園 に行く前に、私達は子供を授かり、彼女は「サラ」
と名づけられました。
2
私がこれから話す物語は異様に聞こえるでしょう。
私はサン・マリー・ド・ラ・メールの葦原を覚えています。もちろん その当時はそのように
呼ばれてはいませんでしたが、そこは私達の舟がたどり着いた岸です。サラは一歳にも満た
ない幼子でした。私は深い悲しみと落胆に引き裂かれていました。
イェシュアが処刑されたとき、私はその場にいました。墓の中で彼に会い、彼の母の横で彼の
遺体を包みましたあのミルラ(没薬)の香りを永遠に忘れません。その時使った香油のひとつです。
イェシュアは輝く光の姿で私の前に現れました。私は自分の目が信じられず、彼の傷に触れま
した。弟子たちは、彼が最初に私のもとに現れたことに嫉妬しました。
私と娘が孤独に地中海を渡っているのに、最愛の人が別の領域、別の世界へと送られてしまった
のはとても不安なことでした。私達が訪れたエジプトも もはや安全ではなく、そこを去らなけれ
ばなりませんでした。
私達が後にフランスとなる場所へたどり着いた時、そこは荒野でした。私達はそこでイシス崇拝
の女性司祭たちに迎えられ、ドルイド僧たちの保護を受けるため北へ向かいました。イシスが
彼らに、彼女の娘サラを守ってくれるよう頼んでいたのです。私達はもうひとつ偉大な海峡を
越えて、現在のイギリスへと向かいました。
私達はドルイド僧たちにとっての聖地である、トールとグラストンベリーにかくまわれました。
イスラエルやエジプトよりは安全でしたがローマの影響はイギリスにも及んでいたので、私達は
隠れていたのです
私達はこの地域に長年住みサラは後にその子孫たちがテンプル騎士団員となる男性と結婚し、
私は北のウェールズへ行き、残りの日々を海のそばで過ごしました。
私が海のそばで一人暮らしている間、イェシュアは何度も私のもとを訪れました。もちろん以前
とは違い、彼の身体は肉体ではなくエネルギー、光でしたが、再び彼に会えるのは素晴らしいこ
とでした。
彼は私が死を迎えたときにもそばにいて、私を天国と呼ばれているところ、実際には魂の中の
ある場所へと連れていってくれました。
3
私の物語を井戸の場面から始めます。多くの意味でその時が、私の人生が本当に始まったとき
だからです。それ以前の全ての日々は、この出会いのための準備期間でした。
その朝は彼に会う前から、私は興奮を感じ動揺していて、手足が震えていました。彼が到着し
たとき、私はすでに井戸のところにいました。私は井戸に水がめを沈めたところで、彼は私が
それを引き上げるのを助けてくれました。弟子たちの何人かは金の蛇の腕輪を見て私を娼婦と
思い、マスター(イェシュア)が そのような者の手助けをすることにひどく驚いていました。
しかし そのようなことは気にもかかりませんでした。私はイェシュアの瞳によって別世界へ
連れ去られていました。互いの目が合った時、それはまるで永遠を見つめているようで、彼こ
そが私がこれまで準備をしてきた人だとわかりました。ーー彼もまた同じように理解しました。
私は彼に従う人々の周囲に続き、夜になると彼と二人きりになりました。決して毎晩ではあり
ません。彼は常に求められていました。(マスターとして弟子たちに…)
ホルスの錬金術とイシスの性魔術の修行をし、師から非常に優秀であることを認められている
私でしたが、イェシュアの腕に抱かれた最初の夜、私はただの震える女でした。それまで訓練
してきた欲望から最高の王座へと上昇する中心経路を必死に探さなければなりませんでした。
イェシュアと私は、私の訓練してきた技術と彼がエジプトで学んだ技法の両方を駆使して、彼
のカー(エネルギー体)をより大きな光と力で満たすことに成功しました。それによって彼は、
彼のもとに訪れる人々全てに対応することができたのです。
イェシュアが私のもとに現れた時、私が井戸のところにいたと福音書にあるのは とても皮肉に
感じます。イェシュアと私が二人で過ごした数々の夜、彼は私からイシスの力を引き出し、
彼自身を強化するために、私という井戸を訪れていたのです。
4
時を経て、これら全ての出来事を、まるで夢だったかのように思い起こしますが、それらは
いまだに鮮明です。この物語を話していると、それはまるで昨日のことのように私の心を震わ
せます。イェシュアとの最初の夜は、私の中にエルサレムの青空のように鮮明に描かれています。
私が女性としての欲望を越えて、それまで訓練してきた霊的錬金術の道へと上昇してからは、
すでに光り輝いていたイェシュアのスピリット体を見ることができました。
一羽のハトが彼の頭上におり、そこから金色の光線が降り注いでいました。彼のスピリット
体には、ソロモン、ハトホル、イシス、アヌビス、オシリスの印章がありました。これらの
イニシエーションを彼が通過した証です。他にも私には理解できない印がありました。
私には知識も訓練の経験もない文化のものでした。しかし私が知るエジプトの印章を見る限り
、彼は高級神ホルスの道にありました。
しかし彼は、いまだ死のイニシエーションを通過していませんでした。そして私は “今この時”
に、彼のもとに導かれた理由を震える心で理解しました。彼が冥界への入り口を通り抜けホル
スに達することができるように、彼の魂をイシスと宇宙の母の力で強化するためだということが。
その夜、私達が愛し合い 互いのスピリット体が触れ合い 混じり合い 私達の間に錬金術の作用
が起こり始めた後、イェシュアは眠りにつきました。彼を腕の中に抱きしめていると、私は
自分の中に変化を感じました。彼を守りたい、いつも彼のそばに居たいという望みと、私の
望みよりもはるかに偉大な力によって私達は引き裂かれるという冷たいナイフのような認識
です。
5
教会は私が娼婦であったとあなた方に信じ込ませていますが、女性を汚れた存在とし、男女間
の性的情熱を邪悪とした教会こそが、堕落した娼婦だと言っておきます。この引きつけ合う
情熱の内にこそ、アセンションの子宮が創り出されるのです。
この秘密中の秘密はイシスのイニシエートたちに全て知られていましたが、イェシュアのよう
な存在との統合で、私がそれを完全に表現するとは想像もしませんでした。
私にとって、これはスピリットとハートの旅です。
事実上の旅の行程を知りたい方々のために・・・私はイェシュアの処刑の後、彼の母マリア、
アリマタヤのヨセフと彼の12歳の息子アーロン、二人の若い女性とともにエジプト北部を
旅立ちました。
*** *** *** 続きは次回にさせていただきます。
記事内容
『マグダラの書』より
画像
マグダラのマリア
「インナーウイッシュ」さんのHPより…ドリーン・バーチューのオラクルカード