


そのバンドは、78年にサンフランシスコで結成して、オルタナティヴ・テンタクルスという自主レーベルを立ち上げてシングルをリリースしていった、『Dead Kennedys (デッド・ケネディーズ)』だ



このバンドの個性を決定付けているのはヴォーカルのジェロ・ビアフラだ


彼の暴走的なパンクスタイルは今でも熱い印象に残る



震えるような声で歌うスタイルは独特で、政治的な歌詞は眉間にシワをよせるほど堅いものではなく、ブラック・ユーモア満載で面白おかしくフザけたような歌詞が多く、ライブパフォーマンスも半端なくやりこなして行ったぜ


80年にイギリスのレーベルから1stアルバムをリリースしたが、当時のアメリカのパンクバンドとしては知名度が高く、81年には日本でもリリースされている


デッド・ケネディーズが注目されたのは、「ケネディ一家の暗殺事件」を連想させる危険なバンド名だったことも原因として挙げられるだろう


政治的な歌詞やパフォーマンス、現在とは比べ物にならないほどパンクを悪しき音楽だとする風潮などが相まって、当時は公的な機関から色々と弾圧されたようだ


「貧乏人を殺せ」というような逆説的な歌詞が目立ち、当然ビアフラが本当にそう思っているわけではなく彼なりの皮肉なのだろうが、誤解を受けることも多かったようだ


ビアフラは市長選に突如立候補したこともあった


俺たちは、今でも心の中に『Dead Kennedys (デッド・ケネディーズ)』魂の存在があって燃えて行くぜ






