「命を大切に」と説く教育は自殺防止になるどころか有害だ http://bunshun.jp/articles/-/5048
（本文より）産んでくれてありがとう」「自分を大切に」という教育への絶望
──「自殺予防教育」というと、命の大切さ、尊さを教えたり、「お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう」と感謝の気持ちを持つことで「自分を大切にしましょう」と子どもたちに伝えようということがさかんに言われますね。
松本 自殺リスクの高い子たちは、養育者や友達からこれまでたくさん殴られていて、全然大切になんかされてこなかった子がすごく多いんです。
養育者にも「あんたなんか産まなきゃよかった」って罵られて育ってきている。
そんな子どもたちに、「死にたいなんて思うのは産んでくれたことに対する感謝の気持ちが足りないからだ」とか、「リストカットなんかするヤツは不道徳だ」なんて言っても意味がないどころか害悪です。
「命の大切さ」なんて言葉は気休めにもなりません。
彼らは「人に助けを求めても無駄だ」と絶望している。そんな子どもたちに美辞麗句を並べ立てても、教える側の自己満足に過ぎません。ますます自分のことを、恥ずかしい、異常なんだと思わせて追い詰めてしまうだけです。
彼らに必要なのは、道徳教育ではなくて健康教育です。それは1割の少数派の子どもたちに「辛い気持ちに襲われたときどうやって助けを求めたらいいか」を教え、9割の多数派の子どもたちに「友だちが悩んでいたら、どうやって信頼できる大人につなげたらいいか」「そもそも信頼できる大人はどこにいるのか」を教えることです。
これは子育てをする親たちに言えること
1割の少数派の親たちに
「辛い気持ちに襲われたときどうやって助けを求めたらいいか」を教え、9割の多数派の大人たちに「誰かが悩んでいたら、どうやって信頼できる大人につなげたらいいか」「そもそも信頼できる大人はどこにいるのか」を教えることです。
人はされた事しかできない
虐待を受けた人はそれを愛の上のこうどうだと感じるからやはり子供に同じようなことをする
自分を大切にされた人は相手を大切にしようとする
自分が雑に扱われた人は究極のところ相手を信用しないから雑に扱う
こんなループがずっと繰り返されてきて
今飽和状態になっている
人に優しくできない
自分のことしか考えられない
そんな人が子供産み育てて大丈夫なのか？
1人では煮詰まってしまっても
周りにサポートする体制があり
まずはまるっと相手を受け止める
そんな気持ちになっている状態を受け止める
そこから少しずつなんでそういう風になったのかをひもといていく
本当は親子関係の中でなされるべきことだけれども
残念ながら親子ではこれができない
少子化防止を唱えるならば
ほんと根本的なこんな小さな命を摘み取り
解決の方向に持っていけるように
最初から相手を否定しないことだ と思う
（本文より抜粋）
虐待を受けた子は赤ちゃんを抱っこする実習で殺意を覚えることもある
──命の大切さを教える教育では、「死にたい」という子がいたら、温かくギュッと抱きしめてあげようなどと呼びかけたりもしていますね。
松本 でもね、命の大切さを伝えるために、赤ちゃんを抱っこする実習があるでしょう。虐待を受けた子たちは、ギャンギャン泣いてる赤ちゃんを見ると、腹が立ってきて殺したくなってきちゃうんですよ。
世の中の一面からしか見ない怖さはここだ
信じられないかもしれないが
母親たちにもその感情が紙一重で
虐待ギリギリになってる人がたくさんいる
満たされた立場からしか見ないで、
「命の大切さを伝える」
一見、素晴らしい事業だ
しかし
その反面性は理解してる？
思う反応しない相手を
「おかしいんじゃない？」
「触って見たらわかるよ」
の一声で終わらせてないですか？
私はどちらの立場も経験して居るので
愛とか優しさとかも
甘いもんじゃないって覚悟の上でやっている
「なんで？」
「おかしいんじゃない？」
ってコメントも
一方からしか見てないから
出てくるコメントだろう
見た目は人間でも
1枚皮をめくった中はみんなそれぞれ
思い描く幸せの形もみんな違う
中学や高校で
赤ちゃんを連れて抱っこさせる事は
悪い事ではないと思う
しかし
表面には出てこない
こんなブラックな気持ちを抱える子供が
大人が何割かいる事は忘れて欲しくない
#自殺
これこそ育母道
対象は赤ちゃんや子供だけでは無いのです