吉川ひなのだけじゃない? 「洗わない」生活を実践する有名人たち
タレントの吉川ひなのさんのブログに書かれている言葉のなかで、『とにかく乾燥させないように、それと、大事な常在菌を洗い流してしまわないように、と思って』とあり、私としてはこの考え方に全面的に賛同します。
私は皮膚科医である立場上、乳幼児や学童期の子供の「洗いすぎによる肌トラブル」をとても多く経験します。洗いすぎないことの大切さをご両親に伝え、石けんの使用は必要最小限にすること、入浴回数を少なめにすることを説明しています。
この記事のように、著名人の方が正しいスキンケアのあり方をSNSで発信されていることは、私にとって非常に喜ばしいことです。
この記事のなかにある「2015年2月の女性セブンでの特集」については、私のブログでも取り上げさせていただいたので、ここで再度掲載したいと思います。↓
「無洗入浴」
何よりも残念なのが、この「洗いすぎによる肌トラブル」を「洗いすぎ」だと気付かない小児科医や皮膚科医がいて、アトピー性皮膚炎と勘違いして間違ったスキンケア指導をされていることです。
「洗いすぎによる肌トラブル」かどうかを見分けるコツがあるので、こちらで簡単に紹介します。
特に乳幼児の場合、「オムツに覆われた部位」と、肘の内側、膝の裏、脇の下などの「皮膚が重なり合う部位」には湿疹や乾燥肌などの肌トラブルが出ておらず、それ以外の場所に肌トラブルが目立つ場合は「洗いすぎ」が原因になっていることがほとんどです(もちろんすべてがこのケースに当てはまるわけではありませんが)。これは、上記の場所ではもともと肌が乾燥しにくく、たとえ洗いすぎたとしても乾燥肌になりにくいためと私は考えています。
ぜひ参考にしてみて下さい。特に小児科医、助産師の方にはぜひ知っていただきたいです。