アメリカで日本の良さを知る

昨日、何年かぶりにお着物を着させて頂きました。
写真はまだないんですけどね。

来月、アートショーに出る為に、
その主催者の所に行って、当日スクリーンで映す映像を撮りに
お宅訪問しました。
『私の着物コレクションから好きなのを選んで良いよー』
って事前に言ってくれていたものの、
コレクションなんてそんなね、言ってもそんなないでしょって思ったら
甘かった
こんなにあるの？って位あるし。
しかも、帯揚げも、帯締めもちゃんとあるし、
襦袢までもってるしこの子！！
しかもしかもー。着付けまでちゃんとできちゃうんだもん。
アメリカ人ですよ？ちょっとビックリ。
色んな知識も持ってるし。日本髪の結い方もお勉強しているみたいだし。
ただただ、感心。
というか、日本人である私が着付けもできないなんてね

昨日は、真っ白のお着物に、白い帯に、
白い帯締めをしてもらって、黒の帯揚げをして、
その上に黒の羽織を着させてもらって、
ぽっくりも履かせてもらって、
何年も着てないのに、日本人のDNAなのか
自然と背筋が伸びで、膝もぴったりくっつくし（笑）
何となく上品になるというかね。
本当に、不思議。

彼女と２人で、着物良いわーと、アメリカ人だけど、
日本が好きな彼女は、日本にも何度も行っていて、
お着物をきて街を歩く事もあるんだって。
”やっぱアメリカ人だから、変な目で見る人もいるけど、
私は気にしないの。分かる？何か真っすぐ前を向いて歩ける感じ。”
うーん。分かる分かる。着物を着ると、何かこう
洋服と違う気持ちで着れると言うか。
昔みたいに普段の生活で着なくなった分、着物を着るっていう
こと自体、１つの決心っていうのかな。
そういうのがあると、袖を通した時にもう意識が違うなーって
思うのね。
日本にいる時、何度かお母さんに頼んでお正月にお着物を着せてもらっていたけど、
年の始まりは、しっかりしたいっていう思いだったな。

なんて、そんな事を思いながら
やっぱりお着物って素敵だなって再確認出来た。
そんな素敵な彼女のHPはこちら
http://www.beatricevonragueschleyer.com/#!

来月が楽しみ。というか、お着物欲しいです

パンドラの箱は開けない

寒いぜNY
１０月１週目はPerformance weekでございました。
最近はステージでというより、アーティストさんの個展で踊ったりする
機会に恵まれております。

今回はCaroline Bergonziというアーティストさんの元でやって参りましたよ。

私の名前、窓に書いてありましたん。
嬉しい...

Photo By Michael Blase

Photo By Michael Blase

Photo By Michael Blase

いやはや。作品から発せられるエネルギーが強くて、
正直会場に入って、この世界観に圧倒されたと言うか
自分の許容範囲を超えたと言うか、
とりあえず動悸が半端じゃなかったのです。
最後、作品の間で踊らせてもらえた時は
とーっても気持ちよかったです。

何だか、彼女の作品を見ながらふと考えてしまったんだけど、
人間は唯一”創造”できる生き物だと思うんです。
だけど、同じ人間でもその手から生み出すものは
人に悲しみや憎しみ、苦しみを与える物と
人に喜びや幸せ、感動を与えられる物と
どちらかに分かれるんだと思います。

私は自分が何かを作り出す人間として
後者を作り続けられる人間でいたいと思います。

教えて参りました

昨日はまん丸お月様、中秋の名月ってやつですね。

そんな昨日、私は初めてクラスを教えて参りました。
ストレッチのクラスですが、このお話をCompany Directorから頂いた時は
『のーん。とうとう来たか。私がずっと逃げていたやつが』とまあ
若干ナーバスになり、当日も若干ナーバスになり。
だけど、来てくれた人達から
『とても良かったよ』『また教えてよ。私毎回期待から』
と言ってもらえて嬉しかったです。
教育学を専攻していたという女の子に
『志穂さんは良い先生やと思います。良い先生の教え方をするなと思います』と
言ってもらえました。
自分が良い先生かどうかは分かりませんが、
間違いないのは、自分が出会って来た先生達が素敵な人達だと言う事。
私が昨日やった事は、全部彼女達のまねっこですから（笑）

私が大好きな先生達は、一生懸命教えてくれて、
彼女達が培って来た知識や経験を出し惜しみする事なく
伝えてくれて、
何よりも人を大切にする人達なのです。

本当に出会えて良かったと思う。そしてこれからも
彼女達をお手本にしながら、素敵な人になりたいと思う。