こんにちは
川崎で30年以上の実績
梅 津 接 骨 院 院長
健康管理士
日本痩身医学協会 認定講師
梅 津 隆 義 です
健康管理士の健康情報 ２
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コレステロール値
～ ～ コレステロールは
体内で合成できる脂質であり
～ ～ ～
コレステロールを多く摂取すると
肝臓でのコレステロール合成は減少し
逆に少なく摂取すると
コレステロール合成は増加し
末梢への補給が一定に保たれる
～ ～ ～
コレステロール摂取量が直接
血中総コレステロール値に
反映されるわけではない
～ ～ ～
卵の摂取量と
冠動脈疾患及び
脳卒中罹患との関連は
認められていない
～ ～ ～
１日に卵を2個以上摂取した群と
ほとんど摂取しない群との
死亡率を比べても
有意な差は認められていない
～ ～ ～
厚生労働
日本人の食事摂取基準
（2015年版）
より
コレステロール は
体内で合成されます
食事からコレステロールを
多く 摂り過ぎる と
体内での合成量は
減少 し
食事からのコレステロールの
摂取量が 少ない と
体内での合成量が
増加 し
血中コレステロール量は
一定 に保たれています
また
卵
を食べると
コレステロール
が増加する
常識のように
言われていますが
そのようなことは
認められない
と厚生労働省は
結論付けています
つまり
コレステロール値は
食事とは無関係なのです
卵の誤解 は
1913年 ロシアの病理学者
ニコライ・アニチコワ
Nikolai Anitischow
の実験によるものです
ウサギに卵を与えたところ
死んでしまいました
調べると
コレステロール値が
異常に増加していました
卵は
コレステロールを増加させ
動脈硬化の原因になる
と発表しました
この情報が世界を巡るました
数年後
イギリスの若手研究者たちが
ウサギは草食動物で
卵を食べさせたこと
が誤りで
実験自体が成立していない
卵とコレステロールは無関係
この情報も
世界を駆け巡りましたが
日本 では
活用されませんでした
コレステロール は
細胞膜やホルモンの原料
となる重要な脂質です
LDL は
悪玉と言われますが
重要なコレステロールを
組織に運ぶ
大切な役割をしています
双方とも
薬で下げすぎると
組織の修復がされなかったり
ホルモンが不足したりし
老化がすすんだり
病気になりやすくなります
2014年
日本人間ドック学会は
男女別、年齢別に
検査基準値の見直し
をしました
総コレステロール
TC
従来
140～199 mg/㎗
新基準
男性
151～254 mg/㎗
女性
30～44 歳 145～238 mg/㎗
45～64 歳 163～273 mg/㎗
65～80 歳 175～280 mg/㎗
LDL コレステロール
LDL-C
従来
60～119 mg/㎗
新基準
男性
72～178 mg/㎗
女性
30～44 歳 61～152 mg/㎗
45～64 歳 73～183 mg/㎗
65～80 歳 84～190 mg/㎗
血中コレステロール値
高すぎるのは
動脈硬化などの
危険性があります
コレステロール
LDL
必要なものです
少なければいい
ものではありません
食事と
血中コレステロール値上昇は
無関係です
コレステロールを
下げる薬には
注意し
生活習慣を
改善しましょう
<コレステロール値 / おわり>
お読み頂き、ありがとうございました
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