昨今の殺人的物価暴騰が進み、あらゆる品物が買いづらくなっている。

世の中を動かしている連中が、人を人と思っているように思えない。人と人が、憎み合い、奪い合い、潰し合い、果ては殺し合う世の中を理想としている奴等が日本のみならず世界の舵を取っている状態としか思えない。


そんな中、今の俺の楽しみが、ポップコーンを食べることだ。

ポップコーンも、カロリーが高い、慌てて食べると固い部分(不発コーン、コーンの皮)で歯や歯茎などを傷める恐れがある、等から決して万能食品と言うわけではないが、

全粒穀物ということもあって栄養価もそれなりに高いし、コンビニの100円菓子がこぞって値上げしていく中でポップコーンは108円のままだし、手軽さは健在だ。

俺は、塩味のポップコーンを選んでいる。余計な味を付け足さずに、コーンと塩のシンプルな味を楽しんでいる。

1929年、世界恐慌のさなか、アメリカにおいて来客不振に喘ぐ映画館を救ったのがポップコーンである。ポップコーンの持ち込みを許可するか否かで、映画館の生死を分けたとも言われている。また、ポップコーンは、上映中に食べてもそれほど大きな音が出ない、作品がくだらないからと言ってスクリーンに投げつけてもダメージが小さい、などの理由から、映画館側も進んで販売している。

…といっても俺は予算の都合、映画上映中に居眠りしたことから、映画館は長らく御無沙汰だ(涙)


今日もまた、「ポップコーン」(Hot Butter)を聴きながら、ポップコーンを食べるとしますか。