前回から時間が空きましたが、職業評価の続きです。
3.技
・攻撃(物理/魔法)技
クリーチャーは、SPを使い切る前に倒されてしまってはもったいないので消費SPより火力を
重視して技を選択すればよいのですが、マスターは倒されたら負ける以上、最後まで
フィールドに残ることから技のSP効率を考慮する必要があります。
このため、技攻撃値 / コストをコストパフォーマンスとし、最高効率のものを比較対象とします。
この際、範囲技は実運用に近づけ、2体を対象として想定します。
また、マスター同士の1対1になる状況、および、敵マスターを倒せる状況
(=次ターン考慮不要、コストパフォーマンスを無視できる)
を考慮し、最高火力攻撃技も評価対象とします。
なお、射程については、今回は評価対象外とします。
・変化技
HP回復技については、割合回復のため、技性能ではなく有無のみ評価対象とします。
バフ、デバフも同様で、効果が割合のため、技性能ではなく有無のみ評価対象とします。
SP回復技については、一部を除き回復量は1のため、技性能ではなく有無のみ評価対象とします。
状態異常回復技については、マスターの技回数1回でクリーチャーの技回数1回とみなし、
評価対象外とします。
状態異常技については、マスターの技回数1回で敵ユニットの技回数1回とみなし、
評価対象外とします。
移動技については、能力、移動力と合わせて総合評価で検討するため、本項では対象外とします。
・リアクト(反応)技
使用することで行動が制限されるため、評価対象外とします。
・召喚技
ファミリアの主力技火力 / 召喚コストをコストパフォーマンスとして比較対象とします。
ファミリアの技と能力については評価対象外します。
まとめると、以下となります。
1.最高効率攻撃技のコストパフォーマンス
2.最高火力技の攻撃値
3.HP、SP回復、バフ、デバフ技の有無
4.召喚技のコストパフォーマンス
3.1.最高効率攻撃技のコストパフォーマンス
1位:30([スラッシュ]) 戦士、騎士、暗殺者、狂戦士、降霊術師
6位:25([マジックブラスト]) 魔術師、幻術師、呪術師
25([ライトブラスト]) 治癒師
25([シャドウブラスト]) 死霊使い
25([エアブラスト]/[ソイルブラスト]) 精霊使い
12位:20([ショット]) 狩人
13位:18.3([XXロア]) 精霊纏繞士各属性
対象外:憑依術師
憑依術師については、憑依せずそのまま戦うことはないため、評価対象外としています。
1位の[スラッシュ]は物理攻撃職近接技の基本です。
射程、および、物理攻撃職のSP回復の貧弱さを考慮すれば妥当な性能でしょう。
6位の各種魔法攻撃は、無属性の[マジックブラスト]はともかく、その他は技や能力で
フォローしないと属性不一致によるダメージ減が発生するため、やや火力不足気味でしょうか。
※20%減で、25 * 80% = 20 相当
攻撃主体ではなく、クリーチャーの補助主体である職業の特性とも言えます。
12位の[ショット]は、射程が長い分、火力が抑えられています。
コストパフォーマンスは良いものの、狩人がこの技を使用することはあまりないでしょう。
13位のXXロアは、コストパフォーマンスは今一つなものの、属性一致ボーナスを得られるため
使えなくはありません。
ただ、SPが許せば他の技を使用することのほうが多いでしょう。
3.2.最高火力技の攻撃値
1位:210(30 * 7回):([ストレイフ])狩人 ※デコイを使用しない場合は115([サイドワインダー])
2位:120(20 * 6回):([ソードダンス])暗殺者 ※命中率100限定なら、110([ランページ])
3位:110([カタストロフィ])戦士
4位:80([ハードスラッシュ/ホーリーブレイド])騎士
※100([サンクチュアリ])は種族限定のため評価対象外
80([ホロコースト])魔術師 ※SPが17以上ならウルティマブラスト
6位:60(アンデッドボム)死霊使い
※状況により、スピリットブラスト、グラッジブラストのほうが火力が高くなる
7位:50(ライトブラスト)治癒師
50(マジックブラスト)幻術師
※インキュアブラスト、トリックブラストは評価対象外
50(マジックブラスト)呪術師
50(エアブラスト、トリックブラスト)精霊使い
対象外:憑依術師
憑依術師については、憑依せずそのまま戦うことはないため、評価対象外としています。
上位は条件限定のものもあるため、1位から3位は概ね同等とみて問題ないでしょう。
ただし、最終的にはステータスの差でダメージに差が出ます。
6位までが、敵マスターにとどめを刺すにあたって、マスターの攻撃を計算に入れる価値が
あるあたりでしょうか。
7位以下は何かしらの攻撃技を一つ使用できるようにしておけば十分でしょう。
3.3.HP、SP回復、バフ、デバフ技の有無
1位:3つあり 戦士、騎士、治癒師、幻術師、死霊使い
2位:2つあり 狩人、呪術師
3位:1つあり 魔術師、精霊使い
4位:なし 暗殺者
対象に制限等はありますが、概ね戦術と傾向が一致しています。
なお、内訳は以下の通りです。
HP回復あり:戦士、騎士、狩人、治癒師、死霊使い
SP回復あり:騎士、魔術師、治癒師、幻術師、精霊使い、死霊使い
バフ技あり:戦士、騎士、狩人、治癒師、幻術師、呪術師、死霊使い
デバフ技あり:戦士、幻術師、呪術師
3.4.召喚技のコストパフォーマンス
1位:精霊使い
2位:死霊使い
3位:魔術師
4位:狩人
1位の精霊使いは、SP回復性能もあり、主力に使えるレベルの性能です。
2位の死霊使いは、戦術や【屍兵強化n】、[ディープブラッド]等の強化状況次第で主力にできます。
3位の魔術師は、インプの性能は悪くないのですが、マスター自身の攻撃性能が高いため、
戦術に組み込むかどうかは微妙なラインです。
4位の狩人は、ザミエルよりデコイを使用するほうが多いのではないでしょうか。
なお、一覧は以下の通りです。
スケルトン (攻撃力 = 75、魔力 = --、技攻撃値 = 45、召喚コスト = 6、コストパフォーマンス = 281.25)
ワイト (攻撃力 = 60、魔力 = 80、技攻撃値 = 40、召喚コスト = 6、コストパフォーマンス = 233.33)
ゴースト (攻撃力 = 45、魔力 = 70、技攻撃値 = 40、召喚コスト = 8、コストパフォーマンス = 143.75)
ゾンビ (攻撃力 = 70、魔力 = --、技攻撃値 = 55、召喚コスト = 8、コストパフォーマンス = 240.65)
インプ (攻撃力 = 60、魔力 = 80、技攻撃値 = 60、召喚コスト = 8、コストパフォーマンス = 262.5)
ザミエル (攻撃力 = 55、魔力 = --、技攻撃値 = 40、召喚コスト = 8、コストパフォーマンス = 137.5)
エレメンタル(攻撃力 = 70、魔力 = 70、技攻撃値 = 50、召喚コスト = 6、コストパフォーマンス = 291.67)