職業評価の続きです。
4.能力
・SP補助系能力
マスターのSPは手数に直結するため、戦法にかかわらず最重要要素です。
・移動補助系能力
速攻を行うのであれば、移動力は高いことに越したことはありません。
そうでない場合、重要度は戦法によりますが、移動力が高いほうが主導権を取りやすいです。
待ち主体の戦法でZOCをうまく使える場合は、特に気にしなくても構いません。
・バフ系能力
マスターが直接戦闘に関与する場合は重視しても良いのですが、基本的にはクリーチャーに
戦闘を任せ、マスターはダメージを受けないようにするほうがリスクが低いため、重要度は
低いです。
ただし、消費能力キャパが少ないものであれば、余りの調整には便利です。
なお、今回は評価対象外とします。
・耐性系能力
耐性については、そもそも敵に行動させなければ状態異常を受けません。
このため、攻め主体ならそこまで重視する必要はありませんが、待ち主体であればある程度は
検討する価値があります。
ただし、【反射[X]】、【呪怨[X]】等により状態異常になる可能性はあるため、今回は
評価対象とします。
・回数限定能力
回数限定能力は、基本的に強力ゆえに使用回数に制限があることがほとんどです。
このため、使用回数はあまり意味がなく、1回使える状況になればほぼ勝ち確と考えて
問題ないでしょう。
言い換えると、そのレベルの価値がないのであれば、性能に影響しないとも言えます。
・専用能力
専用能力については、採用可否が戦法に直結します。
こちらについては回数限定能力とまとめて評価します。
まとめると、以下となります。
1.SP補助系能力
2.移動補助系能力
3.耐性系能力
4.専用能力
4.1.SP補助系能力
あり:(【SPアップn】)暗殺者
(【SP回復1】)魔術師、治癒師、幻術師、呪術師、精霊使い
(【招霊】)死霊使い
(【SP回復2】)精霊纏繞士(木)
(【SPポゼスn】)降霊術師
(【ソウルセラピーn】)憑依術師
なし:戦士、騎士、狩人、狂戦士、精霊纏繞士(他)
使い勝手はともかく、有無のみで判断しています。
暗殺者の【SPアップn】は、アップ値が固定のため、短期戦であればあるほど、
性能対消費キャパ比が優秀になります。
【SP回復1】は非常に優秀です。
可能であれば最優先で採用するべきでしょう。
他はケースバイケースでしょうか。
4.2.移動補助系能力
あり:(【孤高】、【ZOC無視n】)戦士、狂戦士
(【ZOC無視n】、【与ダメ移動回数】)狩人
(【与ダメ移動回数】、【シリアルキラー】)暗殺者
(【幻術:砲撃の砦】、【幻術:自恣の旅】、【ZOC無視n】)幻術師
(【飛行】)精霊使い
(【クォンタムリープ】)精霊纏繞士(雷)
(【ムーブポゼス】)降霊術師
なし:騎士、魔術師、治癒師、幻術師、呪術師、死霊使い、憑依術師
使い勝手はともかく、有無のみで判断しています。
なお、【踏ん張り】等の受動的な能力はこちらでは対象外とし、3.耐性系能力に含めています。
【孤高】は強力ですが戦法は限定されます。
【ZOC無視n】、【飛行】は移動力が上がるわけではないため速攻向きではありませんが、
使い勝手は良いほうです。
他はケースバイケースでしょうか。
4.3.耐性系能力
あり:(【踏ん張り】、【押さえつけ】)戦士
(【XX耐性】、【状態耐性共有】)騎士、憑依術師
(【XX耐性】)治癒師
(【屍兵異常耐性】)死霊使い
(【完全耐性】)狂戦士
(【状態耐性共有】)降霊術師
なし:狩人、暗殺者、魔術師、幻術師、呪術師、精霊使い、精霊纏繞士
あまり影響がないものも含めましたが、基本的には【XX耐性】の有無で判断して問題ないでしょう。
速攻型であっても、【反射XX】、【呪怨XX】などがあるため、あれば便利な部類です。
もっとも、なくてもなんとでもなるレベルではあります。
4.4.専用能力
あり:(【引き寄せ】、【かばう】)騎士
(【ミスディレクション】)狩人
(【シリアルキラー】、【仕留める】)暗殺者
(【幻術:XX】)幻術師
(【XX効果アップ】)呪術師
(【幻術:冥府の宴】、【屍兵XX】)死霊使い
(【憤怒】)狂戦士
なし:戦士、暗殺者、魔術師、治癒師、精霊使い、精霊纏繞士、降霊術師、憑依術師
あり、に該当する場合は、当該能力使用時に専用の戦法をとれる、といった程度の認識で十分です。
一概にありのほうが良いというわけではなく、なしの場合は戦法に幅はなくとも、その能力キャパを
立ち回りに回せる、とも言えます。
以上より、本項については参考程度でよいでしょう。