幻術師の技、エクスチェンジを使用したパーティのサンプルその2です。
今回は木単で召喚キャパ2のクリーチャーを2体使用します。
木単と言えば、属性値効果がHP、SPの回復で、長期戦向きです。
一方、属性値による能力値補正がないため、能力差で1体ずつ数を減らさせると厳しくなります。
基本に戻りますが、単色で能力値補正を得るには、属性値の他、地形と天候があります。
そこで、下記2クリーチャーを使用することで補正を得ることにします。
・最高レベルの地形操作を行える能力、【世界】を持つ「ユグドラシル」
・天候操作技[快晴]を持つ「ミドガルズオルム」
いずれも召喚キャパ2で、召喚時間が長いクリーチャーです。
「ユグドラシル」は、【世界】が強力なため、魔法陣召喚の騎士/精霊使い木単で採用することも
それなりにあるかと思われます。
※他の職業ではそもそも木単自体を採用することがあまりないと思われます。
「ミドガルズオルム」は、木クリーチャーで唯一[快晴]を使用可能です。
ただし、精霊使いならマスターが[天候操作]を行うほうが手っ取り早いでしょうし、騎士ならそもそも
召喚用のSPが厳しいです。
とはいえ、各色ドラゴン共通ではあるものの、能力値が全体的に高く、状態異常耐性を持つため、
フィールドに出せてしまえば安定感は非常に高いです。
サンプルは以下です。
ネタ寄りの構成ではあります。
マスターがニカなのは、怨霊憑きで召喚キャパを2にした「エント」を複数回召喚するにあたって
召喚負荷を下げるためです。
また、[エクスチェンジ]の対象が「エント」なのは、以下の理由です。
・「フロラ」「アプロディーテー」はSP回復のためフィールドに残す
・「花魄」は[怨霊憑き]を使用する必要がある
・召喚コストが低い
・最終的に即時召喚可能
1~3Fは特に何もありません。一般的な木単の序盤とそれほど変わらないでしょう。
「フロラ」が1F目なのは、1Fでも早く【アロマセラピー】を使用するためだけで、他に理由はありません。
4Fは行動が集中します。
下記は厳守ですが、その他の行動順は特に気にする必要はありません。
・「エント」がマスターに[木の洗礼]
・「花魄」が「エント」に[怨霊憑き]
・マスターが「花魄」に[エクスチェンジ]
また、[エクスチェンジ]で入れ替わったクリーチャーに応じて、多少行動を変えます。
・「ユグドラシル」の場合
動画のとおり、移動して地形を変えます。
これは、相手も「ユグドラシル」を召喚した場合、および、[大海嘯]などの全体攻撃に備えた
地形整備です。
該当しない相手に対しては不要な行動ですが、保険として地味に重要な行動です。
・「ミドガルズオルム」の場合
基本的には[天候操作]をします。
ただし、相手が[天候操作]をしてくるようであれば無理に付き合う必要はありません。
また、[樹竜の鱗]を持つため、移動して地形を変更します。
5~6Fは適当に。[エンプティ]だけは厳守です。
7Fで、「ユグドラシル」と「ミドガルズオルム」が揃います。
ここまで来れば、余程酷いミスでもしない限り負けないでしょう。
その後、[エンプティ]を使用することで、クリーチャー6体召喚が可能です。
マスターのSP回復量から、召喚キャパ2以上のクリーチャーを複数召喚できる単色は木単のみと
思われます。
※光単でできれば強力なのですが、「ミスラ」ではなく「カンヘル」が先に入れ替わると何も
できなくなります。
※多色なら、2Fで「鎌鼬」-->「ミスラ」とすれば、キャパ3クリーチャーを[エクスチェンジ]で
入れ替えるのはそれほど難しくないでしょう。
現実的な話をすると、「ミドガルズオルム」を「鎌鼬」に変えて[エクスチェンジ]を使用するほうが、
はるかに使い勝手は良くなると思います。