ヴァイオレット・エヴァーガーデン

知る人ぞ知る名作。

 

 

かの"京アニ"こと"京都アニメーション"の作品である。

映像が美しいのはもちろん、内容も想像以上に良かった。

もっと難しい内容かと予想していたが、そんなことはなかった。

もしまだ携挙がこなければ記事にしたいと思うほど、心に響く作品であった。

 

この記事を書くために調べていたら、

なんと来週、金曜ロードショーで放送されるらしい。

うちは放送が映らないので見れないが、見れる人は見てみてほしい。

 

  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』

  放送日:2021年10月29日(金) 21:00~  

  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』

  放送日:2021年11月5日(金) 21:00~

 

特別編集版ということで、全13話が数時間にまとめられるのであろうが

どんな作品かは十分に分かるだろうと思う。外伝は外伝である。

ちなみに私はTSUTAYA DISCASでレンタルしたのだが、劇場版はまだ見ていない。

 

 

なぜ記事にしようと思ったか、

それは私たちキリスト者とヒロインのヴァイオレットを重ねてみると、

いくつか共通点が見えてきたからである。

しかし作者におそらくそのような意図はないであろう。

 

原作は小説家、暁佳奈によるライトノベルであるようだ。

「ソードアート・オンライン(SAO) アリシゼーション リコリス」

のシナリオ「古の使徒 -森林の死神-」のシナリオも手がけているらしい。

SAOは劇場版とアニメを少し見ただけだが、VRゲームの世界を描いており、

どう考えてもあちら側のアジェンダを推進する系の作品である。

 

なので、今回の記事は完全に私個人による勝手な考察と感想である。

もしかしたら素晴らしい作品にのめり込ませることで

神から引き離そうとする力が働いている、悪魔は神の真似をするからだ

とも深読みできなくもないが、考えすぎであるかもしれない。

 

 

なにはともあれ、ヴァイオレットとキリスト者の共通点をあげていこうと思う。

ネタバレが嫌な人は、作品を見てから読むといいだろう。

 

  • 愛を知らないヴァイオレットが、愛を与えられる
  愛どころか人間の感情をも知らない兵器として育ったヴァイオレットは
  人を殺し、傷つけるだけの道具、意思のない人形だった。
  少佐の最期の言葉「愛している」を受けとるが、理解できない。
 
   これはキリスト者も同じで、まずキリストが先に人を愛してくださった。
   罪の中に生き、人を傷つけることしかできない人間を愛してくださった。
   しかし、その愛は大きすぎてなかなか理解できない。
 
  • 戦後、新しい時代にヴァイオレットは自動手記人形(代筆屋)となる
  それは依頼主の気持ちを言葉に代えて手紙に綴る仕事。
  時には依頼主が胸のうちに秘めた想いさえもすくい取る。
  自動手記人形になれば、少佐の「愛している」がわかるかもしれない、
  そう思い、自動手記人形となるヴァイオレット。
  最初は業務連絡のような手紙しか書けなかったヴァイオレットだが、
  少しずつ、人の気持ちをすくい上げて相手に届く手紙が書けるようになる。
 
   キリスト者は手紙を代筆する存在ではないが、
   神からのラブレターを、人々に伝える存在である。
   神の想いや奥義を人々に届けるという意味で、キリスト者も同じだと感じた。
   最初は神の愛がよくわからないが、私も伝えようと努力していく中で
   少しずつわかってきたような気がしているからである。
   私もヴェイオレットのように、業務連絡的に人に伝えていたが伝わらず
   相手に伝わるように伝えることの大切さをここ最近思うところである。
 
  • ギルベルトとの出会い・別れ
  第8話の引用:

北東戦域で拾われた「武器」と呼ばれた孤児の少女は、ギルベルトと出会った。
言葉も話せない少女は、虚ろな瞳でギルベルトを見つめる。
ギルベルトは少女を引き取り、上官の命で彼女を自分の部隊に入れることになった。

ギルベルトは少女を「ヴァイオレット」と名付けた。
その名が似合う女性になるようにと願いを込めて。
ヴァイオレットはギルベルトのもとで、言葉を覚え、文字も書けるようになった。

一方で、その呪われた才能とも言うべき並外れた戦闘能力で、次々と敵兵を倒していく。
一人、また一人。
ヴァイオレットが敵兵の返り血を浴びるほど、ギルベルトの部隊は功績を讃えられ、
ヴァイオレットの噂は「少佐の武器」として瞬く間に広まった。
そして、ギルベルトの心は締め付けられていった……。

それから月日は流れ、ヴァイオレットの活躍により部隊は順調に作戦を成功させていった。

部隊は、敵国から解放されたばかりのメヒティッヒの町を訪れる。
そこでは、人々が日頃の感謝の気持ちを伝え合う祭りが行われていた。

夜店で売られていたエメラルドのブローチの前で、釘付けになるヴァイオレット。
「少佐の瞳があります」
何と言い表せばよいのか分からないほどの衝撃がヴァイオレットの体を駆け抜ける。
それが「美しい」だと知ったヴァイオレットは、
「言葉がわからなかったので言ったことはありませんが、
少佐の瞳は出会った時から『美しい』です」と伝えた。
その言葉を聞いたギルベルトは、例えようもない苦しみに胸をつまらせた。

南北大戦の決戦の地となる、聖地インテンス。
この地を制圧すれば、戦争は終わりへと向かう。
ギルベルト部隊は内部への侵入に成功し、屋上から全軍突撃の合図を送った。

しかし、ギルベルトに敵の銃口が向けられていることに、誰も気づいていなかった―――

   ヴァイオレットをキリスト者、ギルベルトをイエスキリストと重ねると

   グッとくる回である。ヴァイオレットは戦場で道具扱いされる孤児から、

   キリスト者は、悪魔の支配下にあるこの世界から、愛の中へ移された。

   ヴァイオレットは言葉を覚え、文字を学んだが、

   キリスト者は神の言葉を覚え、学び、日々の糧とする。

   ヴァイオレットはギルベルトの目の色と同じ美しい石をもらったが、

   キリスト者は携挙後の天上で、キリストと自分にしかわからない

   新しい名前が書いてある石をもらうらしい。楽しみである。

   

 第9話の引用:

ギルベルトはヴァイオレットに微笑みかける。
「生きて、自由になりなさい。心から……愛してる」
だが、ヴァイオレットは言葉の意味が理解できず、悲痛に訴える。
「私……わかりません、少佐。「あい」ってなんですか……?」

 

  この物語の根幹、8話と9話は続けて見るべきである。

  ギルベルトは自分の最期を悟っていたが、ヴァイオレットにはわからなかった。

  敵の自爆からヴァイオレットを守るため、ギルベルトは身代わりになる。

  

   このシーンもキリストが私たちの身代わりに死んだことと重なった。

   生きて、自由になるために、身代わりとなったのである。

   ギルベルトは人間なので蘇らないが、キリストは神なので蘇る。

   キリストを信じる者はなんと幸いなことだろう。

 

   ギルベルトの死後、しばらくヴァイオレットは彼の死を知らず

   知った後もなかなか受け入れられずにいたが、葛藤しながらも受け入れ

   大切なもの「愛」を受け取ったヴァイオレットはその想いを抱えながら

   自動手記人形として人々の心に響く素敵な手紙を書いていくこととなる。

 

 

以上、ヴァイオレットとキリスト者の共通点をあげてみたが、

ある人にとっては疑問かもしれない。しかし私にとってはしっくりきた。

神の愛は大きすぎてわからないので、

何か例えや型のようなものが必要だったりする。

私にとって、ヴァイオレット・エヴァーガーデンはそのような作品であった。

 

私も正直、人々の感情というものが理解できないことがある。

業務連絡のようなやり取りの方が楽だし、向いているとも感じる。

しかし機械的なやりとりでは人々の心には届かない。

いくら正しいことを伝えようが、人々は受け入れようとしない。

そこには愛がないからである。

 

'たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。 たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、もし愛がなければ、わたしは無に等しい。 たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益である。 ' コリント人への第一の手紙 13:1-3 https://my.bible.com/bible/81/1CO.13.1-3

 

愛とは何か。

 

'愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。 愛はいつまでも絶えることがない。しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。 ' コリント人への第一の手紙 13:4-8 https://my.bible.com/bible/81/1CO.13.4-8

 

人間にはこのような愛はない。神によらなくてはない。

自分に死に、神と共に生きる者でありたい。

 

 

 

必読 【最終警告】全世界から一斉に子供達とキリスト者が消える日。携挙は患難前に起こる!

 

どんどん世界が終わりに近づき、悪の色が濃くなってきているが、

今はこれでもまだ恵みの時と言われている。我ら異邦人の救いの時である。

 

そのことに気づき、イエスキリストを信じて悔い改めなければ大患難時代に取り残される。

大患難時代は今とは比べ物にならないほど、過酷で恐ろしい時代である。

悪魔サタンがやりたい放題となると同時にまた、不信者に対する神の怒りが吹き荒れる時代でもある。

 

この恵みの時代はもうすぐ終わり、キリストが本物の信者(花嫁)を迎えに来る。

神の怒りでもある大患難時代からキリスト者を守るために、天国に迎えるのである。

世界から一瞬にしてキリストを信じる者達が消える。それを携挙という。

 

キリスト者は神の怒りの大患難時代を通過しない。

神の怒りは不信者や眠っている花嫁に対しぶちまけられる。

 

いつ起こるかわからない携挙。明日かもしれないし今かもしれない、

来月かもしれないし来年かもしれない。それは誰も知らない。

しかしどうか、その時までに間に合うように今、準備をすることを強くすすめる。

 

<参照>

 (自分で調べる必要がある。救いは自分自身の問題だからだ。)

聖書 新改訳2017 (偽りの聖書もあるので要注意。オススメは新改訳聖書である。)

終末を生き抜く術(自分で聖書を読むことと祈ることが何よりも重要かわかる動画)

参考になるYouTubeチャンネル(できる限り正しい情報を様々な所から取るべきである)

 

<信じて救われるための動画>

 

※もしこのブログが見れなくなったら削除されたと思っていい。私が自分で消すことはしない。