【不登校】当たり前って気づけない | 不登校ママのこころのサポート

こんにちは。

 

きし さちこです。

 

 

当たり前のことというのは、

きっと目の前にありすぎて、

見えてないんだと思う。

 

自分のまつげが見えないみたいな距離感で、

そこにあることなんだろうな。

 

 

それとも、問題になってはじめて見えるモノなのかもしれない。

 

 

子どもが学校に行くことも

私にとっては当たり前のことだったから、

ある日突然学校に行けなくなった時に、

「ありえない"(-""-)"」と思ったもんね。

 

その後、

子どもがどうしても学校に行けない

という経験をしたから、

 

学校に行くことは当たり前のことじゃないんだ!

 

と思えるようになった。

 

 

なんだかうまくいかない。

いつものように出来てない。

 

そんなことがあって、

自分にとっての困りごととなった時に、

 

当たり前じゃなかったんだ。

 

って気づく。

 

 

今までしてくれてありがとうだったんだなと

感謝の気持ちも生まれる。

 

 

でね、子どもが学校に行かないで

家にいることに慣れてくると、

 

ママの気持ちにも変化が起きてくる。

 

 

家にいるんだったら、家事を少ししてくれたらいいのに、、、、。

 

 

自分の使った食器を洗うとか、

雨が降ってきたら洗濯物取り込んでおくとか、

 

ちょっとしたことしてくれてもいいのに!

 

 

 

子どもが学校に行っていたら、

家事はママがすることとなっているので

してほしいなんてあんまり思わないけど、

 

家にいるんだったら、、、

状況が変わったからしてくれてもいいじゃんと

 

ママがふと思いついたことなんですよね。

 

 

子どもからしたら、

”家事をするのはママ”

というのが当たり前になってるんです。

 

 

まさか、自分がすることになるなんて、

思ってもいません。

 

 

だって、当たり前のことは

目の前にありすぎて見えてないから。

 

なんの問題も起きていないのなら、

気づくことはないよね。

 

 

だから、ちょっとした家事ぐらいしてよね!

って子どもに思うなら、

 

言わなきゃわかんないよ!

 

 

これ、子どもに対してだけじゃなく、

パートナーにも同じですよね((+_+))

 

 

してほしいことがあるなら、

「してほしいワン」と伝えないと。

 

伝えても、してくれるとは限らないので、

してくれなくても、

してくれないのか~と流せる余裕もあった方がいいよね。

 

 

私は家の中にもめごとが起きるのが

とてつもなく嫌なので、

 

お互いに気持ちよく穏やかでいるには、

”会話をする”が必要だなと思う。

 

 

言い方も、相手が受け取れる言い方をしないと伝わらない。

 

 

食器ぐらい洗いなさいよ!と言うと、

怒っているみたい。命令しているようだ。

 

食器洗ってよね!と言うと、

突然のお願いにびっくりするよね。

 

え?そんなん知らんし。ってなる。

 

 

そう、相手は食器を洗うのはママがすることだと思っているのです。

 

 

気づいていない当たり前に気づいてもらうには、

 

当たり前じゃないんだよ~

あなたがやってもいいんだよ~

 

ということを根気強く伝えよう!

 

 

時々、ママがすねちゃって、

「もう家事やらない!!」と

急に何にもしなくなるパターンもありますが、

 

それは勢いやエネルギーがいるので、

疲れそうなので私はやらないです。

 

乱暴なコミュニケーションだなと思うし。

 

 

「洗える食器があるけど洗ってみる?」と

わざとらしく誘ってみたり、

 

「台所に洗い物がいっぱい~洗ってくれると母はとても喜びます~」

とか言ってみたり、

 

”あなたもやっていいんだよ”

をアピールした(≧▽≦)

 

 

 

夕方まで出かける時には、

「洗い物できたらしてね~」と

声をかけたり。

 

で、ミラクル起きて洗ってくれた日には、

めちゃめちゃオーバーに喜んだ(#^.^#)

 

 

そんなことを続けていると、

なんにも言わなくても、

食器を洗ってくれることが増えてきて、

 

母、感激(≧▽≦)涙出る(#^^#)ってなった。

 

 

 

不登校の子どもに、自主的に動けるようになってもらいたい。

 

ママはそう願いますよね。

 

 

でも、そんな簡単に自主的になんてなれなくて、

子どもも何をどうすればいいのか分からないんだと思う。

 

 

普段のコミュニケーションでそこをカバーできたら、

学校に行かない日々だからこそ出来ることが

おうちの中に生まれるなと思う。

 

 

ご飯が食べられること、

安心していられる家があること、

 

それらも当たり前にそこにあるように、

お父さんお母さんが努力していることを

 

言葉にして言っておくといいよね(^^♪

 

 

お仕事をしてお金をおうちに入れてくれるから

生活ができてるんだよ。

 

毎日の生活は誰かが何かしてくれているから、

今こうしていられるんだよ。

 

 

そんな話をしていると、

子どものこころにも、自分には何が出来るんだろう?

そんな気持ちが芽生えてくるかもしれない。

 

 

子どもに諭すように言うのではなく、

ママ自身もこうしていられるのは、

誰かが何かをしてくれているからなんだな。

私は何ができているかな?

 

子どもと同じ目線でいられるといいなと思う。

 

 

当たり前のことに気づくということは、

こころの器がふわっと広がることだな(^^♪

 

 

 

不登校の子どもと過ごす中で、

ママから始まるコミュニケーションが

子どものこころに大きく影響することが分かりました。

 

子どものこころのコップに、

チャポンとお水を入れてあげられるのもまた、

ママが一番してあげられること。

 

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