前回に続き2012年の2次試験「事例Ⅱ」のことです。
長文であることを予めお断りしておきます。
当時の解答スタイルは、オーソドックスに
①問題文をナナメ読みする
②設問文を読む
③再度問題文を精読する
というものでした。
問題文を一読した所感は、
「私は酒好きだが、ビア専門なので焼酎は守備範囲外」
というものでした。
そして、設問文で悪名高き
「コーズリレーテッド・マーケティング」(以下「コーズ」)
に出合い、10秒ほどフリーズした後、設問文の余白に
なぜか「CRM」と記載しました。
再度問題文を精読してもやはりコーズが分からない。
持ち前の先送りの精神を発揮し
第1問から解くこととしました。
「甲類焼酎を用いたチューハイを好む顧客に対し、Y社と共同で芋の香りを抑えた製品を開発・販売した。また、乙類焼酎を好む顧客に対しては、既存製品の製造方法の見直しにより、やや甘みのある味わいのものに変更した」
「県内」と「県外」といった切り口が一般的かと
思いますが、私は「甲類」と「乙類」で考えました。
注釈にわざわざ「甲類」と「乙類」の説明があったから。
いずれにせよ10点なので、あまり時間をかけていません。
第2問
「酒販店Z社にとってのメリットは、B社と提携してプライベートブランドを開発して県内全域で販売したことにより、新たな顧客を開拓して売上を拡大し、競合他社に対抗することができたことである」
「酒造メーカーY社にとってのメリットは、Y社に不足していた高品質の芋焼酎をラインナップに加えることができたことに加え、共同で新製品を開発し新商品を手に入れることができたことである」
これは垂直と水平を間違わなければ
ほぼ問題ないでしょう。
第3問は飛ばして第4問
一つ目は
「金額の一定割合を商店街復興の寄付に充当する商品をX市内向け以外にも幅広く販売する。これにより、復興支援に加え、B社の知名度向上が期待できる」
コーズのことが分かっていれば
このような解答にはなりません。
以下、思考回路です。
①当時流行していた「エシカル消費」を念頭に置く
②復興支援商品をX市内向けに限定する意味はない
③「B社売上の一定額」ではなく「商品金額の一定額」を
訴求することで売上増加と復興支援、
そしてブランドイメージ向上の三兎を追う
二つ目は
「B社を含め、市内で作られた商品や商店街の商品を共同で販売するインターネットサイトを開発する。これにより、B社だけでなくX市全体の経済活性化が期待できる」
思考回路は
①佐賀県武雄市のSNS販売サイト「FB良品」を念頭に置く
②地場産業(畜産業や窯業)のことを無理やり押し込む
※「FB良品」は、今は名称が変わっているはずです。
さて戻って第3問。
問題文にしがみつけば、唯一「マーケティング」という
フレーズが出てくる
「地元X市にフォーカスしたマーケティングを開始しつつある」
という記述を突破口として解けたのかもしれません。
しかしながら、脳ミソのサイズが矮小な私は
英語を翻訳するアプローチをしました。
「Cause」→原因?「related」→関係?
因果関係か!!!という思考回路に陥りました。
蛇足ながら「Cause」には「原因」だけでなく
「大義」や「福祉」といった意味があるのですね。
もちろん知らんかったけど。
「因果関係」ならば、おあつらえ向きに
「市場調査」というフレーズが2回も登場している。
また、「飲食店からの評価」「消費者の声」なども
使えると判断。
そして全くどんくさい解答が出来上がったのです。
「市場調査結果に基づき、芋の香りを抑えた全国向けの新製品や、県内向けのロックでの飲用にあった新製品を開発し、それぞれのターゲットの嗜好にあった商品を販売すること」
「信頼性の高い市場調査結果に基づいた戦略を実施していることに加え、販売後も飲食店の店主や消費者、提携先の企業からの意見を次の開発・販売戦略に活かしているため」
「県内」「県外」といった切り口はここで使いました。
長々と説明しましたが、
第1問→5点
第2問→20点
第3問→0点
第4問→10点
合計35点の「D」評価が妥当かと思っていましたが、
想定外の「B」評価。うぬぬぬぬ。
次回以降に続きます。
それでは。

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