なすがままに、きゅうりがパパに・・・
目が覚めたら闘いはもう始まる春は感情が変わりやすくて心は脆弱待ち侘びた開幕に不必要に高まってる突き抜けた愛情と精一杯の声よ届け一心
指の先にまで神経を張り巡らせたような木に雪が積もりモノクロームな世界を無言で走る氷を砕くタイヤの音が不規則になり続けながら純白に轍を残してまた静寂に戻る川面の水鳥は寒くないの?花をつけた白梅にも同情 寄せて寒さを疎んじたが不香の花のその様に心奪われたりしてる綺麗なものはキレイだね
時間を削り身を削り何かに届きたくて生産性のない挑戦は続く誰も望んでいないのに自分の為だけに疾走さもありなん
2月の昼下がり青い空はどこまでも続いて気の張った日々がふと緩みます子どもの成長を見届けたいと学校へと出かけます家では見せないその表情にもどかしさと微笑ましさが清々しく血管を伝っ てこの胸を少し締め付けますそして子どもたちの歌声が早春の音楽室に響いた叶わない事は何もない叶わない事は何もない悪い事は何もない悪い事は何もないって歌っているようで小さくも尊い無数の魂たちに生きる力を貰った今日の日はさようならまた逢う日まで
工場から洩れる光に細く小さな雪がちらりと積もりもせず届きもせず淡くも深い誰かの願いか頬に触る
この大雪に消された音のない世界寒さもここまで突き抜けるとそれよりももっと大切な弱々しい感情が蠢いてくる一瞬の閃きがわたしを維持する為に今に傷つきずっと前からそこにあった鈍感は今日も底に横たわる光を当てれば影ができ耳を塞げば鼓動が響く新しく思えたこの感情は最初からここにあったんだと気づく常態を逸脱して目の前の稀に心震わせて
垣根の山茶花抜けるような青空蝋梅のつよい匂い迎えた新年のあくび物思いに更けても高々たかが知れてる笑うなら笑えばいいよと思えることが私の現在地だろうか意気揚揚とはじめの一歩を踏みしめる陰鬱を聞き捨ててこの一歩目に願いを込めて
寒くない冬はなんで美しくないのだろうか凍える寒さの中を心と体を耐え忍ばせてこそきっと輝く春を迎えられるのでしょう人類が地球を汚した罪は重い
やり残しの無いように残りの日々をあくせくとそれ以上にノルマは僕を追い立てて駆り立てて現実と想像の事柄に悩ましくも愚直の行進を静かに己との対峙を
躊躇いながらも自分を置き去りに根拠のない前へと無防備はいい加減に不確かが今をエゴの利いた辻褄合わせのダイブ真っ逆さまに奈落の底まで
なんだかやけに余裕のない師走未だに暖かい気温のせいか好きも嫌いも季節は正しくあってもらいたい起伏の少ない感情でこのまま超えてもいいのだろうか長い秋に目を瞑る
夢幻の様な非日常を送った次の日は泥のように深く眠った夜を日に継ぎ朝日と共に見慣れた日常がやってくる少しばかりの心残りを付け添えて
飛び石のように瀬戸内海を渡って伊予国にへと10月の小春日和歴史のロマンとやらはこの箱の中にはどうやら関係ないらしいまあ今日の僕たちは吊り橋のワイヤーほど張り詰めてないか ら弛んだ脳味噌で景色を眺めてる1973 白州と共に
過ちを繰り返している人にも我慢と理由はある悲しいかな後悔は戻りはしないが取り返しのつかない過去に省みてはコウベヲタレロ
台風一過その後の夜空に妖々と三日月クレーターまで透けてる言うなれば下へと空気は乾きわたしの肌は寒さを感じて冬になる殆先を先取りして陰鬱げに装ってはいるが名月のその色調にやっぱりうつつを抜かしている夜だむーむー飯が旨い
言葉を費やして出来た手段と手法のバランスその微妙な凹凸は磨いて叩いてを繰り返した賜物か言葉の難解に目を背けずに決めた事を続ける愚直が光を帯びてくる
曇り空の下言葉を捨てて感情を捨て未来への思考を捨て去ってこの時この場所の一部となる呼吸する事の微弱で圧倒的な生命活動それ以外は溶け込んで紛れこむ微弱な活動は時間の経過でまた有していく一瞬の出来事
台風のそのあとでやけに澄んだ空暮れなずむ女の絞り出す歌がただただ染み渡る私はトホウニクレル起伏した感情がナイーブな空気に濾過されて言葉を一つ噤むのでした季節の狭間にて
もう過ぎた夏の印象にお別れを告げてもう間延びした私の背伸びは日常の兎跳び馬鹿馬鹿しい日常を真剣に見つめ直しては白け始めた現実の声にただただ踏ん張っています彼岸花の赤色を添えて彼岸花の赤色を添えて不必要なその優しさにもよおしている
なぜにその場所で疎らに咲いた赤い花魅せられて魅せられて黄泉へと続く道に迷う暑過ぎた夏の疲れと物悲しい秋の空気に