久々のブログ投稿!畠山です。



何から話そう。バンドとはほとんど関係の無い話なのであしからず、、。



今年の1月に吉祥寺でライブをやった時にお客さんから「ハタケ!」と声を掛けられまして、よくよく見るとそれは中学の同級生で今は映画監督をやっている吉田恵輔(以下ケースケ)だったのでした。本番後に楽屋でメンバーと記念撮影。





後日改めてケースケと俺ともう一人中学の同級生も入れて3人で飲みに行った時、なんで突然ライブに来てくれたのか聞いてみたら「今年やりたい事リストの中に『ハタケのライブに行く』って書いてたんだよねー。」との事でした。シンプルに嬉しい。その日は映画のこと、バンドのこと、真面目な話からひたすらくだらない話までだべりまくって朝まで飲んじゃったよね。




話は遡って14年前。音楽業界の裏方をやっていた自分の職場だった音楽事務所に、とある映画の主題歌のオファーが来る。オファーをもらったアーティスト「羊毛とおはな」のマネージャーとして先方との顔合わせに立ち会い、監督さんと名刺交換した時に気付くのです。




「あれ、、ケースケだよね?」


「え、、ハタケ?」



中学の卒業から実に20年振りに映画監督とその映画の主題歌を担当するアーティストのマネージャーとして、偶然なのか必然なのかわからんけどとにかく俺とケースケは再会したのでした。






観る人によってラストシーンの捉え方が変わるこの映画。俺はこの映画を観た人とはラストの感想の答え合わせをして価値観の相違を確かめます笑。





そんなこんなでそれから何度か飲みに行ったりしたものの、ケースケはその後も監督として破竹の勢いで世に作品を出し続け、、、















すっかり有名監督になって連絡取りづれーなーなんて思ってた矢先、ひょっこりライブに顔出されて10数年ぶりに会ったのが冒頭の出来事。そしてそんな吉田恵輔の最新作「ミッシング」が5月17日から公開されるのです。





主演の石原さとみさんのインタビュー記事を読んだところ、映画「さんかく」を観て吉田恵輔監督に興味を持ち、彼女の方から作品に出して欲しいと逆オファーがあったらしい。


この記事を読んでちょっとびっくりした。石原さとみさんが「ミッシング」で主演するきっかけとなった映画「さんかく」の主題歌を歌っている羊毛とおはなの結成20周年を記念したトリビュートアルバムの発売日が映画公開2日前の5月15日。なんかただの偶然とは思えなかったのです。




■収録内容
01. Salyu / ミグラトリー
02. アン・サリー / 大きな木と小さな鳥
03. コトリンゴ / 風に吹かれて
04. DadaD / 揺れる
05. ワールドスタンダード / 冬のうた
06. アイナ・ジ・エンド / 輪
07. 安藤裕子 / エピソード
08. 畠山美由紀 / 手のひら
09. Kitri / 晴れのち晴れ
10. yui(FLOWER FLOWER) / はだかのピエロ
11. 大橋トリオ/ ずっとずっとずっと



「さんかく」の公開から14年、はなさんが亡くなってから9年。こんな形で時を超えて点と点が繋がる事があるんだなって。はなさんもあちらの世界できっと喜んでるはず。そんな事を考えていたら久々にブログでも書くかって気分になったのでした。


こっからは完全に余談ですが、「俺はケースケの映画の中では『BLUE』が特に好きなんだよね。」と本人に伝えたところ、「だろうね、あれはハタケみたいな奴の映画だから!」と言われたのはこれからもずっと自慢していくと思いますw


というわけで映画「ミッシング」と、羊毛とおはなトリビュートアルバム「まなざし」、是非ともチェックしてみてください。

ではまた!