快眠アドバイス 『イタリアンフトンⅡと綿の敷パッドで眠れました!』 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の寝具店「ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。
※6月18日にWebサイトをリニューアルし、記事内のリンクが一部切れています。

今回は大学進学を目指す高校生の男の子と働く女性のお話です。


眠い高校生


まず高校生の男の子ですが、毎日寝つくのに2時間位かかっていて、起きてもスッキリ感(熟睡感)が無く悩んでいました。寝つけないなら枕を合わせたら良いのではとお母さんと一緒にお越し頂きました。


腰痛の女性


働く女性の方はいつも夜中に何度も起きてしまい、起床後には肩から腰にかけて痛みも出て当然スッキリ感(熟睡感)はありません。こちらもまず枕を合わせてみようかと旦那さんと一緒にお越し頂きました。


どちらのケースも枕の正しい合わせ方を説明し、今使っている敷寝具の状態に近い場所で試し寝をすることにしました。


ちなみに二人とも数年使用してヘタッた硬い敷布団で寝ていました。下の写真は綿ふとんの場合のヘタッた状態の様子です。二人が使っていたのは綿ふとんではなく量販店で購入した化繊の敷布団でした。


ヘタッた敷ふとん


ひとまず、今の状態に近い敷ふとんでの理想的な寝姿勢となる枕に寝かせて、仰向きの寝姿勢を確認、そして横向きの感覚を確かめました。


二人とも硬い敷布団だったので、案の定横向きの時に窮屈な感覚(肩が邪魔する感覚)を持ちます。この状態は枕の高さを変えても解決しません。変えたら仰向きの寝姿勢が悪くなりますのでね。これは敷布団の力を借りないと解決しないのです。


●このメカニズムについて詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
⇒本当の枕の合わせ方:当店Webサイト『オリジナルセミオーダーメイド枕』


イタリアンフトン


理想的な状態として敷ふとんをマニフレックスの「イタリアンフトンⅡ」に替え、もう一度試し寝をしてもらいました。


高校生の方は寝転がった瞬間に「コレなら寝れる」と確信した様子でした。試し寝をする人の表情をいつも観察していますが、表情は本当に素直ですよね。「コレだ!」って寝具に出会った時には笑顔になりますもんね。


硬い敷布団で寝ると、肩やお尻といった背面の出っ張った部分に圧力が集中し、体の緊張を解くことが難しくなります。この子の場合はそれが寝付けない大きな原因だったのでしょう。起床後、肩周辺にコリや痛みの症状は無いと話してくれましたし、夜にスマホを使う習慣もありませんでしたから。


ただ、財布の紐を握るお母さんは当初枕の予算で考えていたので、敷ふとんを買うなんて予算オーバーだと思っていました。そりゃあ当然です。


今回のケースの様に枕を合わせようと思ってお越し頂いたお客様に別の提案をする場合は少なくありません。あくまで提案ですので、検討するために一度お帰りになる方、それでも枕を買われていく方、様々です。今回はイタリアンフトンⅡの価格が想像以上に安かったので、受験を控える息子の為に奮発してくれました。


ちなみに、使う方が高校生の男の子なので特に寝汗対策もしっかり行わないとダメです。綿の敷パッドも合わせてご購入頂きました。


合計でイタリアンフトンⅡが税込27,606円で、敷パッドは税込2,990円、合わせて30,596円。お母さんはイタリアンフトンⅡが10万円位の商品だと思っていらっしゃったみたいです。次の働く女性のケースもそうでしたけど、価格が意外に安いとおっしゃるお客様が多くなりました。テレビCMの高級な類似商品のおかげかもしれませんね(笑)


後日、お母さんが高校生の弟くん用も買いに来てくれました。そこで感想が聴けて、こうしてBLOGに書くことが出来ています。無事に志望大学に合格してほしいですね!


寝ている男の子


働く女性のケースでは枕と敷ふとんのメカニズムに関する一連の流れは高校生のケースとほぼ一緒です。ただ、その場で購入ではなく1週間のレンタルサービスを利用されました。このサービスはオプションで対象の枕のレンタルも出来るのですが、せっかくなので枕もセットでレンタルされました。ちなみに枕はマニフレックスの「バイオシェイプピロー レディースタイプ」です。


寝具選びで過去に失敗している方はレンタルサービスを利用するケースがやっぱり多いですよね。


●詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
⇒自宅で本当の試し寝:当店Webサイト『敷寝具のレンタルサービス』


敷寝具レンタル


通常、新しい感覚(高反発の感覚)に体が慣れるまでレンタル期間(1週間)はしっかり様子をみてほしいとお伝えします。今回の女性の場合は借りたその日から熟睡出来たらしく、久しぶりに朝まで起きずに眠ることが出来たみたいで本当に嬉しそうでした。


日中の仕事も体力的に辛いと感じる事が無くなったそうです。旦那さんも起きている時に肩を回さなくなったとおっしゃっていました。借りる前はコッていたのか、しょっちゅうグルグル肩を回していたそうです。


旦那さんが懸念していたのは寝つく姿勢でした。寝つく姿勢が横向きなのを気にしていました。これは本人が起床後に肩周辺に目立った痛みやコリの症状が無かったので問題無いでしょうとお伝えしました。睡眠の評価、寝具の評価で大事なのは起きた時の状態・感覚なので、寝つく時の姿勢はそこまで気にする必要は無いと思っています。


ただし、うつ伏せで眠るのは寝返りがしにくい(スムーズに出来ない)のでオススメはしません。


目覚め女性


レンタルサービスの際には天然素材の敷パッドも一緒にお貸ししますが、それも気に入って頂けて旦那さんの分も購入してもらいました。最終的にレンタルサービスで使った寝具セット一式揃えて頂きましたね。借りた状態と同じで眠るのが一番安心ですからね。


お父様もずっと寝具に困っている様で、最近通販で買った低反発マットレスで余計に体を痛めてしまったそうです。今度連れてきますとのことでした。


今回のケースは「イタリアンフトンⅡと綿の敷パッド」が快眠の手助けになりましたが、その人によって色んな方法が考えられます。お父様が同じ寝具(方法)で眠れる様になるかは分かりません。


家族や友人が使って良かったからと言って、その人が良いと感じる(合う)とは限らないのが寝具選びの難しいところです。


イタリアンと敷パッド


寝具選びでお悩みの方、眠れなくてお悩みの方はお気軽にご相談を。自分で言うのもおかしいですが、買うまで帰らせない雰囲気のふとん屋ではありませんので!


ご来店が難しい方は電話やメールでも相談を受け付けていますよ。


【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz(48時間以内の返信を心掛けています。)

●その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html


by sleepdesigner:圭(睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)


■今回の記事に関連するページも是非ご覧ください。
当BLOG ⇒ 商品たちの物語:接触冷感と天然素材(2017年7月20日)
『夏用の敷パッド(ベッドパッド)を寝比べる』

当BLOG ⇒ お店の日常(2017年6月24日)
『夏の快眠には触ってヒンヤリではなく「寝汗スッキリ!」の方が重要です。』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年4月18日)
『マニフレックスと類似品の決定的な違い』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年3月14日)
『“さわる・すわる・ねる”は全て違う』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年2月14日)
『自分に合った枕選びのポイントは“自宅で何に”寝ているか』

当BLOG ⇒ お店の日常(2016年6月21日)
『マニフレックスの「イタリアンフトンⅡ」の、その後…』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2014年6月20日)
『高齢者と低反発素材』


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