
しかし寝具の保温力アップの為に侮れないのが敷くもの。つまり、敷ふとんやベッドマットレス等の「敷寝具」です。
体の後ろ側(背中側)は冷えに対して非常に敏感です。加えて敷ふとんを使っている人の場合は畳やフローリングといった床から(下から)の冷えの影響を受けます。
冬場の冷え対策として敷ふとんを「2枚敷」に変えたり、寝室のスペース次第ですが思い切って「ベッド」に変えるのも良いです。ベッドにすれば起き上がる時も楽です。

しかし、何より敷寝具に「耐圧分散性があるかどうか」をチェックする事が重要です。
耐圧分散性とは敷寝具と体が「どれだけ密着(フィット)しているか」と考えて下さい。寝具と体に隙間が無くなれば冷たい空気が通り抜けないですし、温まった空気も外に逃げませんので。
もちろんお尻部分が極端に落ち込む様な寝姿勢の崩れる耐圧分散性ではいけません。体に痛みが生じる可能性が高いです。低反発素材の敷寝具を使った時にこうなる場合が多いですね。
この敷寝具と保温の関係性ですが、実はこの時期に起床後の腰痛や肩こりなどを改善する為に敷ふとんやベッドマットレスに手を加えた方が「布団も温かくなった」と感想をおっしゃる方が多くて、私達も「確かに理に適っているな」と気づかされました。
敷寝具に耐圧分散性を加える事は電気毛布とや毛布を何枚も重ねるよりもズッと体に良い保温力アップ法だと思います。電気毛布は体の水分を奪いますし、毛布を重ねれば掛寝具が重くなり寝返りがスムーズに出来なくなりますので。
寝具の保温力アップを考えている方は、ぜひ「敷寝具の耐圧分散性」にも着目して下さい。起床後の腰痛も悩まれていれば、その症状の改善も期待出来ます。一石二鳥ですね。
■どんな敷寝具がオススメなのかはこちら
⇒ 当店のWebサイト『厳選敷寝具』
■敷ふとんの方は綿ふとんを打ち直すのも手です
⇒ 当店のWebサイト『綿ふとんの打ち直し』
■実家で押し入れの眠っている綿ふとんを家族が活用するのもアリです
⇒ BLOG:寝具のなるほど活用術『押し入れ整理と快眠』
■思い切ってベッドを使ってみる
⇒ BLOG:お店の日常『ウメナ寝具のこだわりベッドフレーム一覧』
by sleepdesigner:圭
◆その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html〕
◆ウメナ寝具のWebサイト ⇒ 〔http://www.umena.biz〕
