・20240228 / 池袋手刀
「或る男の肖像 -2024-」
sou to raya/唯/手鞠(Gt.千歳)※出演順
いつもライブ前に映像が流れている大きなスクリーンが、きょうはずっとBUCK-TICKのライブ映像でした
はじめだけかと思いきや、一組終わるごとにスクリーンが降りてきて
再び次の出演者の時間が始まるまでBUCK-TICKを見られるタイムがある
ライブハウスの環境でこういう映像を見られることってなんかいいなって思いました 見られて嬉しかった
-- sou to raya --
・setlist(Xより引用)
1.永遠の太陽
2.あの日、風がやんでいた。
3.篝火
4.room
-MC-
5.Wind of Gold(L'Arc〜en〜Cielカバー)
6.LORELEY(L'Arc〜en〜Cielカバー)
7.月蝕
そ「sou to rayaです …1番手、そうとれいあです」って言葉からやんわり始まったsou to raya。
れいあさんは立ってセンターでスタンドマイクでの歌、そうさんは上手に座って歌とギターでした
以下、なぜか曲のメモをしていなくて照明のかんじでだいたいの判断がつくのか…?のメモ
1曲目(暖かい光の照明)2曲目(青緑系の照明)3曲目(真っ赤な照明、スモークに色が載って炎が静かに燃えている風)
4曲目(全体的に暗い青紫の照明の中に光があるかんじ)は、オリジナル曲
4曲目が個人的にはいちばんすきかもって思いました
そうさん曰く、「オリジナル(曲)は、だるいのが持ち味」だそうです
曲前にそうさんが
そ「好きな方もいるかも」「好きな方は小躍りしてください」と言われて、5、6曲目はラルクカバー
7曲目の「月蝕」では、れいあさんがかぶっていた大きいつばの黒い帽子をとって歌っていました
MC、「あんみゅれは25周年」「れぷりかは20周年」 とのことで すごい
MCはほぼそうさんが話していたはず、時々お二人で話されたりも
そうさんは「人気がほしい」らしいです(3回くらい言われていた)
そ「◯◯も◯◯もあるので あとは人気だけ…」
中盤、「持ち時間まだまだあると思っていたのにもうけっこう時間が経ってた!」となっていて(これはれいあさんかな)
ライブは始まるまでが長く感じるけど、始まると時間の進みがはやい!
そうさんが一曲終わる毎に「ありがとうございます」って言われるのがなんとなくすきでした
拍手のタイミングがとりやすくて助かります…(アコースティック不慣れ)
そ「このあとも勝手知ったるみなさんが(出てくるので)…」と、次に渡す感じで出番が終わり。
終わって下手にはけていく時、れいあさんが先にしゅっとはけて
その後ろから、そうさんがむちゃ大腕をふって退場されていてかわいかったです笑
感想/お二人とも、つやつやベルベットみたいな艶&しっとりした歌声で
雨が降ってる薄暗い部屋の中でおひるねするときに聴きたいなーって思う音楽でした
そうさんのMC、めちゃ普通なのが逆にすきですね…
-- 唯 --
・setlist(Xより引用)
1.O3
2.樹海の糸(Coccoカバー)
3.ミルクティーフロート
4.切り刻んだ日常
5.わかってしまった
6.dilemma(umbrella)
7.「管」(umbrella)
8.シャボン
9.fragile
2番手は、おゆいさん。
「先行でラルクがかぶっててまりさんのところと◯◯がかぶって…(林檎さんだったかも)」
それで事前に決めていた曲とぜんぜんセトリを変えたらしくて 対応力がすごい
1曲目が〝世界の終わりにすきなものたべたいね〟みたいな歌詞でかわいかったです
2曲目は、「Coccoはかぶらなかったのでやります」って言葉から「樹海の糸」。
流れるような音と歌に芯の強さみたいなものを感じて、すてきでした
3曲目は曲名を言って「ミルクティーフロート」。曲名がかわいい、曲名言ってくださるのありがたい〜
MC、「umbrellaは3.14で14周年」らしいです こちらも長くて すごいな
「umbrellaの宣伝部長として…」って言葉からのumbrellaタイムは聴いたらわかって嬉しかった
「dilemma」か、もしかして5曲目?で
暗い中で低い位置に並んだオレンジ色の照明がろうそくが灯っていくみたいに点いて
輪郭が逆光みたいになっている中で歌われていたのが音や声と合わさってすごくかっこよかったです
アコースティックバージョンの「管」も、かっこよかった
7、8曲目はおゆいさんが促して、みんなで手拍子をしつつ聴きました
曲の途中で黒いもふもふの帽子がなくなって(落ちた?)曲終わりに拾ってスタンドにビャッ!ってかけていました
MC、ソロでは毎年同じ日にアルバムを出されているらしくて これもすごいことだよー
初めて聴けた感想/めちゃ「「弾き語り!」」ってかんじでした
ギターがきょう見た中ではいちばん力強くて、鮮やかなかんじに思えました〜
おゆいさんを見られるのがかなり久しぶりだったのもあり、見られて聴けて嬉しかったです
-- 手鞠(Gt.千歳)--
・setlist
1.君と揺れていたい(SOPHIAカバー)
2.桜色舞う頃(中島美嘉カバー)
3.lost graduation(Raphaelカバー)
4.ギブス(椎名林檎カバー)
5.シャロン(ROSSOカバー)
6.霞食ウ(マクラカ壊死カバー)
7.透明(WONDERNIGHTCLUBカバー)
en1.LOVE SONG(LUNA SEAカバー)
てまりさんは今回、本編は何も見ずに歌われていました
2曲ごとくらいにけっこうたっぷりめのMCをされていて、
いろんなお話を聞けたのもうれしい
衣装メモ/てまりさんは以前チョコっぽいと言われていた衣装のジャケットの中に
首元たっぷりした厚めの黒のニット+チェーンのネックレス(金)
ちとせさんはサテンっぽい素材の白地に青の模様が入った開襟シャツ
お二人とも髪がやわらかいかんじのセットですてきでした
最初の方で「てまりです」だけご挨拶があって
(ちとせさんは…?)って思っていたら、しばらくして
て「メインストリームに相手にされなくて池袋のあっちとこっちを往復してる」
手「やんなっちゃう やんなっちゃうで思い出した(Cバンドの曲タイトル)」→の流れで、ちとせさんの紹介へ
ちとせさん紹介の際、てまりさんが所属バンドを
て「まくらかえし、あまみつつき、…アノニモス」と言っていてわらいました 故意かな?
て「アノブロス、ヘルニモス笑」
てまりさん曰く、EDGEにはシフト表みたいなのがあるらしいです
て「かぶりわからなくなるから…」(なぜか(!)てまりさんも入っているそう)
て「ちとせくんは年下で…年下といってもたかが知れてるんだけど笑」
て「ぼくらの世代的に刺さるのではって選曲」
ちとせさんとはセッションでは一緒の時があったけど、二人のみでの編成は今回が初とのこと
共通ルーツもあるらしい(どれだったのかが気になる)
1曲目の「君と揺れていたい」は、じっくり聴きながらこれから始まる〜って曲調で
落ち着いていておだやかな音と声が心地よかったです
曲自体が長いから、たくさん聴けてうれしかった SOPHIA曲うれしい
てまりさんが「春っぽい曲を」って言って始まったのは「桜色舞うころ」。
ピンク+青の照明の中、今日のでいちばん優しい歌い方でした 散る桜の花びらに触れたくらいのソフト感
〝雪化粧〜〟のところでは、空から降る雪を見上げるようにして歌うてまりさん
最後の方の部分、「さ…」ってはやく入りかけて笑
お互い顔を見てタイミングをはかって入り直されていました
ちとせさんのコンコンギターを叩く音がやさしいな 間奏とかのてまりさんの高音がすごくきれいでした〜
3曲目「lost graduation」は、なんというかいちばん「馴染んでいる」印象がありました
てまりさんの声でRaphaelってすごく調和感がつよい気がする!って思っていたら
あとでインスタに歌い方にYUKIさんルーツ部分があると書いていらっしゃって、
似た部分というか共通する部分?をたしかに節々に感じたのでそういうことか〜ってなりました
だけどモノマネとかではなく、たしかにてまりさんであるので プロだなー
本家よりオペラ・クラシック?優雅感と歌い上げ感は弱めで
大人っぽいというか落ち着いた雰囲気で とてもすきだった……
例えるなら、本家がお花舞う気高いお城だとしたらこちらはシャビーシックなかんじの美しさかな
4曲目の「ギブス」は、あったかくてかわいい!
こちらは本家よりテンポが早め 最後あたり、林檎さん曲ならではの少しだけ巻き舌な歌い方もされていた〜
〝古くなるじゃない〟?部分では、てまりさんは歌いながら目線を落として?目を閉じて自問しているようなかんじで
やさしく胸元に手をやったり〝ぎゅっと〜〟のところも声のかんじがすごく切なくて心臓ギュッッとなった(あぶない)
〝忘れちゃおう〜〟は、声に力がはいっていて頭付近を手でくしゃくしゃって振り払うようにしながら
感情の波がはげしいかんじ かわいい 昨日のことはもうすぐに忘れますね…
「シャロン」前には、てまりさんが「曲がヒットする最後の盛り上がり全盛期の…」って言うお話をされていて。
「Mステとか、今はタモさんに会いたいひととかしか出られて嬉しい感薄いんじゃない?(だいぶニュアンス)」
(偉大なかっこいい先駆者の皆さんはどうしてあんなにかっこいいんだろうみたいな話の流れだった気がする)
話を振られたちとせさん「いきざま?」 て「ちとりが言うとなんか重みがある」
最初はちとせくん呼びをされていたけど最終的にちとり呼びになっていました
「シャロン」は、いちばん通常では聴かないタイプの荒々しいつよめの歌い方で
本家よりかなり遅めのテンポでした
だからなのか、わたしには冬のうた感と歌詞のどこか童話っぽい雰囲気がよりつよく引き立っているように感じられた
最初はしずかに、高い遠くのところを見つめながら歌い出すてまりさん 空に向かって歌われているような
ギターが本格的に入ってから、より感情がつよめの声になっていった
曲中、後ろを向いて歌詞に合わせて〝青いガラス〟でビー玉を人差指と親指でつまんでいるように
うしろの照明に透かすみたいな動作もされていました
チバさんは乾いたかんじの歌声だけど、てまりさんが歌うと濡れた葉っぱみたいな雰囲気で
舞台の一場面みたいに圧倒された〜 聴き入りました
そして6曲目は「霞食ウ(マクラカ壊死)」〜
てまりさん、〝線を〜〟部分で以前見た時よりもっと派手に大きく空中に絵を描く動作をされていました
最後のギター部分、たしか普段は同期になっているところを弾かれていて聴けたのがうれしかったです
あの部分、すきなんだよなー
バンド版はもちろんかっこいいんだけど、こちらはより「歌」感しっかりに聴けてまた別の顔みたいですてき
6か7曲目、ちとせさんが座って弾きながら片膝がもはや上がっているのが見えてワ〜
ちとせさんがここまでの曲より緊張解除されたのか?表情がなんとなくやんわりにこにこされて見えました
てまりさんがマクラカ曲を歌うと雰囲気が変わって、ちょっとお行儀よくなる風なのがなんか楽しかったです
続いて7曲目は「透明(WONDERNIGHTCLUB」)!! 聴けると思っていなかったからうれしい!
もともとの歌詞が持つまっすぐさが、さらに丁寧に伝わってくるようでした
会場みんな手拍子で横揺れしながらにこにこしちゃうようなあったかい雰囲気に包まれて、
そのあったかさで心がいっぱいに満たされた〜 すごくよかった、、
本編が終わって、アコースティックならではの手拍子をしてのアンコール。
少し間を置いて出てきたちとせさんが、おゆいさんの丸いチェーンのついためがねをかけていて
どこかマダムっぽい雰囲気でかわいかったです
て「(譜面台の端っこに小さな紙?を置きながら)見えねー!笑」
「急遽決めたから歌詞見て歌いますね」っていう前置きがあり。
「「Gravity」や「TONIGHT」って抽象的なタイトルが続いたあとに、このある意味具体的なタイトルで」
「当時この曲が出たときにこのタイトルだったから周りでもなんかいやな予感が、って」
「この時はじめて“(現役で活動している大きな)バンドが解散する”っていうことを知った」
て「ぎりぎりまで曲名伏せて始めて、ワ〜ってしようと思ってたのに言っちゃった笑」
からの、アンコールは「LOVE SONG」。
静かな部分はやさしい歌声、盛り上がり部分はまっすぐで力強い歌声で すてきだったー
ちとせさんのコーラスが聴けたのもうれしい!(この曲以外はコーラス無しでした)
最初はステージに二人だけだったんだけど、終盤は出演者みなさんが出てきて勢揃いで。
てまりさん、ちとせさんの後ろに向かって左かられいあさん、そうさん、おゆいさんの並び
そうさんが「ラララ」途中のハイトーンで歌ういいところを突如いい声で持っていっていて、
「それやろうと思ってたのに〜」って、てまりさんが嬉しそうに言われていて その空気感がだいすきだった〜
て「知ってる人はいっしょに歌ってください 手刀っぽくなるから〜」
ラララ部分、ステージ後ろの皆さんも歌いながら、お客さんもいっしょに腕をゆっくり振っていて よかった
終わり頃の曲途中で「soutoraya〜おゆいはん〜ちとり〜ぼく〜」って
てまりさんが出演者紹介もはさんだり(2回言われていた気が)
(どなたか、はけぎわに2回目の時マイクで「てまりー!」と言ってくれていてかわいかったです)
そうさんが終わりにはけつつ「ネクストソーン!」と言って帰っていってわらいました 会場が沸いていました
曲中、そうさんがセンター後ろでフードをかぶってずっと揺らめいた動きをされていて思わず見ていてしまった…笑
・MCなどメモ
昭和、平成、令和はわからん(まだ薄い?)みたいな話の流れで
ちとせさんが「これからっしょ!!」って返していてわらいました 都度都度の返しが天才
て「きょうの出演者の年齢層でこれからはきついよ〜笑」
て「昭和は血出せばなんとかなると思ってる笑」
ち「血ながしてこ!」
て「(かなり笑いながら)新しい煽りできた?」
て「血を流していこうぜー! ※煽り風」
・自分が所属しているバンドがひとバンド減って身軽になったてまりさん
て「(今日の)この組み合わせってなんかいいかんじじゃない!?」
「新しいバンドできたんじゃない?」
「僕はひとバンド減って身軽になったから」(会場笑い)
ちとせさん少し恐る恐る「そ、それは触れていいことなの…?」
て「バンドは〇〇なやつとやるに限るぜ!!」(重要ポイントですが忘れました)
てまりさんの現場がもし増えたらうれしいけど、ちとせさんはすでにキャパぎゅうぎゅうのやつでは…
て「(話題を)きょうはクリーンにね」 ち「いつもは常に毒もってるみたいな…笑」
て「そんな平井ruiけんたじゃないんだから!」 (←愛ですねって思いました)
て「いつもクリーンです笑」
・バレンタインの話題
て「バレンタイン前後ライブなかったからチョコレートもらえてない〜(ニュアンス)」
て「チョコみたいな服は着てきたけどね!」
て「ちとりはバレンタインあったんでしょ!?」
ち「(あったよーもらったよーみたいな返し)」
て「ポッキー差し入れてくれたひとは…」(シーン)だったけど、たくさんいただいた旨がインスタに書いてありました
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・感想まとめ
帰るとき、場内では「ゆらめき」が流れていました…笑 (新旧どちらかは不明)
ちとせさんとてまりさん、お二人がやんわり向かい合うようにして演奏している空気感がすごくすきでした
お互い顔見ながらタイミングはかるのもいいな
またこのお二人の組み合わせで聴ける機会があったら嬉しいなーと思いました
弾いて歌われている時はもちろんなんだけど、MCの掛け合いも絶妙ですき!
個人的にはいつものアコ倶楽部は鍵盤との編成なので、皆さんギターでのアコースティックは初めてでした
みんな違う良さがあって、ほ〜っとなったし すごくくだけた雰囲気でなごやかなイベントだった
平日にこんなすてきな音楽と時間に浸れたらだいぶ元気になれるよな〜
持ち時間たっぷりだったのも一組ずつ濃いめに堪能できてよかったです
手刀ヌクモリティを感じられた楽しい時間でした〜
今日の皆さんだからこそ、この感じを作れるんだろうな 予想以上でした 今日も来てよかったーー
わたしにとっては、今回恥ずかしながら初めて一曲を通して聴いた曲もあったり。
だけど、こういうきっかけで偉大な先駆者たちのすてきな曲を知れるのもうれしいな
そして、記憶のはしっこにあったすきだった曲を鮮やかに思い出させてくれた時間でもありました
最近てまりさんを見られる機会が少なくて、
てまりさんがてまりさんだ!(??)っていう貴重な機会でもありました… ※これは自分のせい
(いつもの時間進行の感じでいたらびっくりするくらい帰りまで時間がなくてばたばたで慌てた、、
そして、プレミアムパイプ椅子シッティング由来の
いつもとは違うライブ後の筋肉痛になったのがおもしろかったです これもいい思い出)
きょう気付いたこと/アコースティックだといつもより静かだからスモークが出る音が目立って聞こえること
・きょうのチェキ 同じくらいの枚数比率+お二人揃ってるのも引けてかなり幸でした! かわいい
てまりさんのチェキは空のシール(トレーシングスクエアシール的なやつ)が貼ってありました〜
ちとせさんのチェキは、ちとせさんが描くくまのファン(?)なのでそれがやっと引けて嬉しかったです