・20231021/ 池袋手刀

夜 5th ONEMANLIVE「死重」 

 
入り口のお花の昼の姿/夜の姿(写っていない一番上に「40」って入っていました)
 
 

 

 
 
手刀、いつからかやっぱり温泉というかお風呂上がりみたいな匂いがする…?
きょうスクリーンでずっと流れていたのは、最初が宗教っぽい絵画風のアニメと
途中からロシアの絵画っぽい動物のアニメ 独特な絵柄がかわいかった
あれはなにか映画の一部分とかなのかな、気になる
 
珍しくちょっとスタート時間がおしていて期待高まる…
音出しがどの楽器もすごくよく聞こえる
 
-setlist-(1とラスト7曲以外順番自信なし)
1.思案化水葬 
2.coming down
3.tightlope.
4.septem peccata mortalia 
5.the against 
6.amor et odium(順番もっと後ろか…?)
7.砂糖菓子で形成ている。
8.人魚病
9.夜迷言
10.新曲(たぶん初出?タイトル発表なし)
11.we're in the dark
12.獣骨の庭
13.black theory 
14.spit saliva 
15.隣人は死に場所を探している
16.all is full of love 
17.Soul's
 
BGMが大きくなってスクリーンが上がるとわとさん以外の3人はすでにいて、
一曲め「思案化水葬」のイントロ 一面深い青色の照明
その音楽の中でゆっくり下手から歩いて登場する、わとさん。
いわゆるお誕生日ライブ的なものとは違う、ずっしりとした雰囲気
でも、わとさんだけ衣装が真っ白なのがなんとなく特別感ある!
両腕の赤い縄がなめらかな動作にすごく映えてきれい
最初のドラムがかっこよすぎるーー
ベースの音がいつもとぜんぜん違ってなんか悪めだ〜と思ったら今まで見たことないベースでした
ヘッドレスのベースの見た目って慣れない
この曲は終わりのベースがとてもすき!
間から見えたたくみさんの目が透き通ってて鋭くてきれいだった
“幾度手にかけても”部分は今回は歌われていませんでした
次の「coming down」は赤い照明。 けいとさんがスティック鳴らすのすきだ〜
たくみさんのギター、音源と違う感じでかっこいい!!
“視界”部分で目を横に遮るように右手をスライドするわとさん
音がひとかたまりになっている感じがして、すごみを感じた…
「tightrope」、“傷”部分では腕の赤い縄を目でじっと端から端へ視線でなぞるわとさん。
きょうは全体要所要所で上や前に手を伸ばす仕草が印象的でした
静かになるところ(“切り落とそうとしたことはあるかい“あたり)、
深く問いかけるように静かな部分と音がある部分の緩急と声の表情がすごくて
緊迫感があってすごくすきでした 逃れたくないすぎる
「わとです、俺たちが夜です」の言葉をきくと、わ〜待ってました〜の気持ちになる 嬉しい
「septem〜」は緑色の照明。
あいびさんをちらっと見たらはげしめに弾かれていて嬉しかった!
わとさんがいつもカクカクしている動きのところ、今日はかわいい感じじゃなくて
向かって右横にコマ送りで逸れていくようにされていました
お茶目じゃなくて真剣な シャープな感じ
 
「against」はギターの音が強めでかっこよかった!
あいびさんの音が悪めですごい目立つ〜
「その声がききたい!!」のあと叫んでいたけどそこだけ大きくじゃなくてなじむかんじで…
「amor et odium」では拍手をうながすわとさん
イントロ部分ではたくみさんも右腕を上げて手を横にぴよぴよされていた!気持ちがわいわいしてくるー
“砂の粒”のところでわとさんは、顔の横あたり片手ぐっと力を入れて弱めてサラサラーみたいな
仕草をされていました
そして「砂糖菓子」!!! 久しぶりで嬉しさ突き抜けた
歴代聴いたなかでも個人的にはかなりすごい砂糖菓子だったように思う
また恐ろしく泣いてるやば人になってしまった
うすいもやと、一面やさしい朱色の照明がめずらしかったな
口元を何回もぬぐうようにする仕草や、
地面にいる無数の群がってくる黒蟻たちから抵抗するように
必死で足で砂地をならすような動作で足で横にザッザッと踏みならしていたのが印象的でした
最後の“群れ”がだんだん大きく強めな歌い方で迫ってくるみたいだった
ほんとうに素敵でずっと色と音が心に焼き付いている…!
あと眼の前に手を伸ばすわとさんがいらっしゃってワー この位置で見られてよかった、、
音終わり一瞬まっ暗になって
「人魚病」、前の曲のアウトロにかぶるようにぼこぼこする泡の音があって
なめらかな動きが水の中を泳いでいるみたいだったー
スモークで逆光シルエットみたいになったのが神秘的ですごくきれいでした
(曲順、人魚病のほうが砂糖菓子より先だった疑惑もある)
 
「夜迷言」、けいとさんがスティック鳴らすところが多めでつい見てしまう〜
これだったかな、曲中にわとさんがマイクスタンドを横向きに持って音にのっていて
珍しかったしかわいくて楽しくなり心が沸いたーー
そして、わとさんの「また暗い…誕生日にやるかんじじゃないけど」って言葉からの
新曲がありました!!ワー 嬉しい
またこれまでにない雰囲気の曲だった(盛り上がる系ではない)
新曲、終わりの静かな部分がすきだったな、圧倒されているうちに終わってしまった、、
ピアノの音から始まるところがドラマティックで、表面は冷たいのに中に激アツを秘めているかんじに思えました
どんなタイトルなのか、しっかりした歌詞も知りたいなー
「we're in the dark」はタイトルを言ってから。
わとさんは今日はステージ動き回るかんじじゃなくて、センター付近にずっといらっしゃった
特に“黒煙”のところは、纏ってる雰囲気がすごくてじっと見てしまった
”血”のところではまた結ばれた縄を見ていたような…
「獣骨」、”敗走”部分では手を横にして顔の横でひらひら
途中入る最初のほうのギターが鋭めでかっこよかった!
手拍子をうながすわとさん
”口づける”のところだったか、体目線は横向きで人差し指を口につけて離す動作がすきでした
間奏部分、わとさんが片腕で指揮みたいなのをしながら歌っていたのもすきだったー!
わとさんは〝肺〟のところでたくみさんのところにさらーっと行ったり
別の曲終わりにはさらっと肩を抱いたりされていました
曲の終わり方はゆっくり音が歪んでいくかんじで。
あと、今日のSE2種類がどっちも聞いたことない機械っぽいやつでかっこよかったです
「black theory」はジャンプをうながしてわいわい一体感〜
なんかむちゃかっこよかった!!のに、わたしはジャンプのタイミングを間違えて恥ずかしかった…
そして、夜触
ドラム前においていたいつもの袋を持ってきて中を覗いて見るんだけど (ない…?) って雰囲気のわとさん
ビリビリ袋をやぶいて3等分くらいにしてから客側に投げていた〜 
投げ終わったら、下手奥から4と0のキャンドルをさしたショートケーキを片手にのせて戻ってくるわとさん!
火をふーっと消してキャンドル4のほうを食べてしまっていました(!) 前は配信だったから実際に見られて嬉しい
さすがに紙類は口にはぜんぶ入れはしたけど出していて、食べていなかったです…
0のキャンドルの行方は記憶がない 結局投げていたかな?
このケーキも通常は誰かが運んできてくれる流れはよく見るやつだけど、
毎回誕生日ケーキは自分で1人分持ってきて自分で食べるってされているのが自分は自分でやってくぜ感(?)をかんじて
すごくすきな要素だったりする
 
きょうの「saliva」、オイオイ声出しもあったりですごかった たのしい
からの「隣人」もめっっちゃかっこよかった!!!だいすきだなーーー
これもたしか声出しがありました 盛り上がりがすごかった!
なんか、疾走感というのはこんなんかもしれない…と思った
最後あたりのMCでわとさんが話しながら酸欠っぽくなっていて
そんなの初だったから大丈夫かなってはらはらしました、、
 
そして、わとさんがはずしていたマイクをスタンドに戻して「BIG LOVEを…」
「そんな大きな愛を表現するには自分は小さすぎるけど 自分なりの…」って言葉からの
「allis full of love」。すごく声も音も力強かったです
”守りたい”のところかな、自分を強く抱きしめるようにされていて
表情もあいまってすごく胸がしめつけられて切ない気持ちになりました
(人魚病の”こうさせて”部分だったかもしれない、、??)
「Soul’s」はラブラドライトみたいなオーロラみたいな色の照明がきれいだった(人魚病かseptemもだったかも)
白っぽい色と青と緑が明るくふんわり混ざってるみたいなきれいな色
あやとりみたいに両手から繰り出されたれたちょうちょの動作が、すごくなめらかできれいでした
曲の終盤、途中でわとさんが左手だけ赤いグローブを取る→右手も曲の終わりがけに取る
→後ろ手で少しなにかしてる?と思ったらいつの間にか片手にナイフを持っていて
左腕→右腕と片手ずつ手首のところの縄の内側からナイフを滑り込ませて縄を切って。
肌とナイフが近いからすごくどきどきしながらも、目が釘付けになった
後ろからの黄色がかった白い明るい照明と(若干逆光っぽい)、プラーンと腕から垂れ下がった赤い縄と
わとさんのシルエットがすごくきれいでした
その中でゆっくり降りてくるスクリーン。とてもすてきなエンディングでした
スクリーンに映し出されたエンドテロップでは、
「愛せなかった己を愛せるように」「あなたの呪いでありたい」っていう部分が特にだいすきでした
このまま曲になりませんか…?
 
 
---その他MCなど覚えていることメモ---
・衣装やメイクなど
わとさんは袖のない白いタートルネックのニットぽいトップスに白いフルレングスのスカート
全身白だから赤い髪が混じった長いえりあしや赤い縄が映えててきれいだったー白い靴が珍しかった!
トップスは横にスリットが入っていてスカートのふんわりしたボリュームがおさまりすぎなくなっていて良い、、
こないだからさらに顔のメイクに唇の数が増えていました
たくみさんは白地に黒い柄のシャツ(初めて見るやつ?近いのにあんまり見えなかった)
けいとさんは安定の袖のないトップスにチェーンのネックレス(ゴールド) 最近眉なしが多い気がする
あいびさんはしばらく見ないうちに前髪重めのマッシュウルフになっていたのが新鮮で
しっかりダークめのメイクが嬉しかったです
リングジップの黒いワンピース?みたいな衣装も素敵だったー(上半身のみしか見えなかった)
 
・MC以外のうろ覚え
・曲終わりにギターを高くかかげるたくみさんにワー!(かなり前半の曲で)
 
・けいとさん、曲中顔もともに鳴らしてる感じがあって
最初見た時は涼しい顔でスッて印象だったからだいぶ変わったなーって気づきました
曲中にけいとさんだけ明るくなる照明が今日はわりとありました〜
 
・わとさん、曲中によく顔の前に手を組んで指のあいだから覗くみたいな仕草をされていたのもすきでした
歌詞の”長い髪”部分では左手で髪をもったり、
また別の箇所ではお姫様みたいにスカートを持ったり、手の甲外側で数を指おって表したり
あと、歌詞に合わせた眠るように目を閉じた表情がおだやかで美しすぎた……
(これ〝goodnight〟部分かな、左手をぱらぱらと振ってあやしく笑っていた気もして
融けるみたいに(against)かな、こうさせて(人魚病)? きれいすぎて記憶が飛んだ)
照明が長い襟足から離れた細い髪にあたって、赤くきらきらしてたのも血管みたいできれいでした
 
 
・MC
わ「(誕生日のはずなんだけどってかんじで、各所の装飾を見て)ハロウィンか…??」
手刀のハロウィン装飾かわいかった、物販にもジャックオランタンの灯りがあってかわいかったです
わ「40に なってしまった、、笑」って言われてから「まだ何日かあるけど」と。
わ「誕生日って生まれた日を祝ってもらうというより〇〇」
(これすごいすきだったのに忘れてしまい悔しい!音とかぶりながら何か言われて叫ばれて?た言葉も
たぶんすごいすてきなことを言われていたのに聞き取れなくてくやしかった)
誕生日を祝ってもらうっていたたまれない、申し訳無さがあってって雰囲気のことも言われていました
 
・「ワンマンは5回目」って言ったのに「5回目…?」ってちょっと不安がるわとさん(またナンバリングの話もしつつ)
 
・腕のロープワークは進藤さん製だよっていう話
赤いグローブを解説しながら少し外そうとされて?たけど外さず
右手だけグローブ中の方まで縄があって、左は手首から結ばれていました
 
・「死重」のタイトルの意味
いろんな死があってそれぞれのバンドが生きた命があって、とバンドの寿命の話。
メンバーそれぞれが今までに属していたバンドも死があって
それがあって今がある みたいな話をされていました。
わ「死重、にじゅーとかけてるわけじゃないよ」って言ってから後悔されていたのがわらってしまった 
「あと何日間かあるけど39歳最後の後悔ならいいな…」
・わ「坐骨神経痛が…」って話で苦笑しながら「今朝起きて立ち上がれなくて」って言われていてすごく心配でした
「太もも爆発しそう」とか 心底痛そうすぎる、、お大事に…
 
・中盤くらいのMC中、後ろでドラムを診てたスタッフさんに気づかず
正面を向いたまま後ろにゆっくり下がったら、つまずいてスタッフさんに座ってしまったわとさん
「(目を丸くして)!!ごめんなさい!!」「とっさに育ちの良さが出てしまった」
「やわらかかったからちょっと坐骨神経痛なおったかも」
「ずっと座らせてもらおうかなー…」
 
・わ「インスタで宇宙守ってるバンドマンの方もまわってくるけど」
「ずっとバキバキでかっこよくポーズ決められてる」って話も。
「40でこれはなかなか上出来じゃない??」って珍しく肯定されていたのがなんかよかったです
・わとさんが「才能がないからこんなに続けてこれたんだと思う」って言われていたのはかなり衝撃でした
きょうのPAさんが〝前世の記憶がたしかならば18年前から〟(だいぶニュアンス)を知る人
らしくて、「その積み重ねられた重みもかんじていただけたら」みたいなことも(けいとさんが笑っていた気がする)
 
他には「夜は現在進行系で完成形」だったり、
「ビルを重ねていくように高さを目指したこともあったけど 今は深さ 深く深く地中に根をはるように」
「この先41、42と年を重ねると同時に歌えること(事柄)も増えていくと思うし」
と、この先のことも話されていたのが嬉しかったです
 
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いつもより少したっぷりめの曲数が嬉しい!重さが愛しい時間でした
お誕生日おめでとう!っていうより今までの年月の厚み、かさねられた重みをしっかりと感じられるようなライブでした
通常イメージする「お誕生日ライブ」っていうものとは全く違うものだった そういうのって夜っぽいのかも?
夜も7年目だそうで、これからもよろしくお願いしますの気持ちになりました
依存とか惰性とかじゃなく、自分の足で立った上で
少しだけ助けてもらうぐらいのそんな感じの距離感でいたいなとも思った
体調面を心配してしまう部分もあるけど(おせっかい)
表現できる事柄が増えていくこの先の歌も聴いていたいなーと思いながら、今回は終。
 
 
・きょうのチェキ
いつもけいとさん全然でない…って言ってたら今回はいつもないくらい複数来て、
一枚わとさんと交換していただいた…極大の感謝を… 大事にします!
一足早くかぼちゃを持っていたりするお二方や、珍しくあいびさんもひけて幸でした〜