百鬼夜行 | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 おどろおどろしいお題ですいません。百鬼夜行とは本来、

①いろんな鬼達が夜中に行列を作って歩くという事
②多くの人が奇怪な行動や不正な行動を公然と行っている

 という意味ですが、鉄道では特急車輌以外の一般形気動車が各形式雑多に編成されているのを揶揄する言葉として使われたりしていました。実際、子供の頃に購入していた雑誌に写真の説明でそう書いたものがあり、何故か子供心に印象に残っていました。

 今のNゲージでは特にTOMIXから国鉄時代の気動車が各系列の主要形式が出ているので、そんな雑然とした編成を組むのも(予算の問題を気にしなければ・笑)簡単に出来る様になりました。自分が子供の頃は小牛田気動車区には通勤形キハ30系を除く各一般形気動車の主要形式が在籍し、仙台から陸羽東線や気仙沼線への直通列車が雑然とした編成を組んで走っていまして、それを目にし、時には乗車していました。我が家でもTOMIXの気動車は各系列幾つか入手していましてあの頃を思い出しながら凸凹な編成を楽しんでいます。

 で、ここからが本題である年寄りの戯言ですが、自分がNゲージを始めた頃はそれも困難な時代でした。KATOからキハ20系、TOMIXからキハ58系、エンドウからキハ30系、これ位しか市販されている一般型気動車は存在しなかったのですよ。そのうちKATOとTOMIX製品は当時としても安価な製品で入手し易かったのですが、エンドウのキハ30系は手作業で組み立てという事もあり高価なのとプラメーカーより流通が少なかったのか、地方ではあまり見掛けない製品でした。貧乏なガキだった自分もたとえ店にキハ30系が有っても馴染みが無い車輌だし、高価なので手は出さなかったと思います。

 で、歳を取ると馬鹿げた事もしたくなるものです、あの頃の製品で気動車の百鬼夜行編成を組んで走らせてみたいと前から思う様になっていました(苦笑)。

 で、今回エンドウではありませんが、一見良く似たTOMIXブラスシリーズののキハ35を入手したのでエンドウ製品と見立て代用の上、早速やってみました(笑)。



 車輌は先に書いた通りのKATOのキハ20とキハユニ26、TOMIXの初代キハ58、エンドウに見立てたキハ35を使った4連です。
 今の製品に慣れた目からするとオモチャの編成としか見えないかも知れません(笑)。けれどオッサン的には子供の頃に憧れた夢の百鬼夜行編成が叶って感無量……は大袈裟ですが心に来るものがありました(笑)。

 今のところ持っていないのですが永大のキハ40系をここに加えても自分の小学生時代に出来た百鬼夜行編成としてOKかと。さすがに旧永大が設計したと言われるキハ55系は製作されたのが小学生時代以降なので各社が出た初期Nゲージ時代の百鬼夜行編成とすればOKではありますが、今回は割愛します(笑)。

 若い世代の方々からしたらつまらない話ですいませんでした。物が無い分、夢が有ったとは思う時代の話でした(笑)。

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