不等価交換(笑) | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 少し前にブログを通じてお世話になっている方から車輌の無償譲渡の話をいただきました。
 しかし、ただ貰うのは気が引けますのでちょっと時間をいただいて代わりに何か使えそうな物をこちらから送る事として有難く頂戴する事となりました。その後頂き物が送られて来ました。

 いただいたのは
  元祖エンドウのキハ35 900首都圏色。以前、TOMIXのブラス製キハ30を入手してブログアップした折にこの話をいただきました。譲ってくれた方は使わない車輌との事でしたが、貧乏コレクターにとっては入手したい車輌のひとつだっただけに嬉しいやら恐縮するやら。

 形式や実車のボディ素材が違っているので比較するのもなんですが
 TOMIX製品はエンドウのと同じ物と思われている方が居られる様ですが、実際のところかなり似ているものの、車番はエンドウがエッチング浮き出しに対してTOMIXが印刷、窓周りが写真では判り難いですがエンドウは窓サッシのモ-ルドが有るのに対してTOMIXは外板と面一で窓の角のRも違く、両者は違う物です。

 って比較していた時に気付いたのですが、TOMIXのキハ30、台車が空気バネじゃないですか!前ユーザーがKATOのキハ80系のDT31辺りと交換したのでしょうが、落札時には気付きませんでしたよ、気付かない自分がアホで悪いとは言うもののちょっと頭に来ますね(苦笑)。

 エンドウのキハ35 900に関しては発売された時とエンドウの製作方法が今の主流と全く違っているので今の製品と比較はなんとも……ですが、コルゲート表現といい、金属故のあっさりした外観といい、キハ30系らしさを良く表現していて(当時の製品として)大変好ましい物です。

 自分の住む地域ではキハ30系は所属してなかったので見れませんでしたが、八王子付近でこの模型そのものの朱5号に塗られた900台に短時間ですが乗った事が有ります。混んでいて立っての乗車でしたが、くたびれた感の室内が印象に残っています。そんな記憶を思い出させてくれる事からも有難い譲渡となりました。

 さて一方、こちらから送った物は
 D51のナンバープレート1輌分。これはかつて譲ってくれた方が今回KATOから出るD51北海道型のギ-スル機に付けたいと書いていたナンバーです。その方が記事を書いた時点ではそのナンバーは以前は晴海模型から保存機ナンバーで出ていましたが、その方が記事を書いた遙か昔に止めてしまっていた物なので入手はほぼ不可能。実際、今やオークションに出品される事も殆ど無く、稀に有っても高値が付いて手が届きません。自分の持っている保存機ナンバープレートはまだ高騰がそこまでじゃなかった頃に入手した物ですが、600後半以降しか無い為どうしようも出来ませんでした。しかし、最近になってKitchenさんが出してくれたのでその番号が入ったナンバープレートを購入、その機番のナンバーをお礼としたのでした。それにしても我ながらセコいお礼ですね。

 かつては各社から社外ナンバープレートが発売されていたものですが、だるまやは廃業、銀河モデルは休業(個人的には実質廃業だと思っていますが)、レボリューションファクトリーはエッチング製品撤退、とここ数年で社外ナンバープレートの入手状況が急激に悪化した中、様々なナンバープレートを製作してくれていますkitcheNさんには感謝する次第です。

 とは言え欲を申せば高くなっても良いので予備が付いていればなぁ~、とちょっと思いました。実際、今回送る分のナンバープレートを切り出して仕上げようとした時に誤ってひとつ吹っ飛んで紛失しかけまして(苦笑)、散々探して何とか異次元から引き戻しましたが(笑)物が物だけに凄く焦りました。予想した方向と違った所から出て来ましたが見付かった時の安堵の気持ちといったら……でした(笑)。

 車輌とパ-ツに過ぎないナンバーとの交換ですから不等価交換も甚だしいのですが、これで勘弁いただこうという図々しい考えです(苦笑)、本当ご勘弁くださいませ。また大変貴重な車輌を譲渡いただきましてありがとうございました。

一押しいただけますと幸いです。
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