TOMIX ED75旧製品の整備 | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 先々月に入手したジャンク品のTOMIX製機関車、EF66は動いたので取り敢えずそのままですが、動かなかったED75を分解整備していました。基本的に写真を撮り忘れています。

 分解手順としては先ずボディの下を拡げて上に持ち上げて外します。

 するとダイキャストの動力が顔を出します(写真は整備後の物で一応こんな形という目安になります)。これはスカ-トと床下機器により左右のダイキャストが固定される方式なので、これら三つを外すとダイキャストが分割出来ます。コストダウンとしては優れた方法 だとは思いますが、個人的には精度面とかで不安も感じ、イマイチ好きになれない方式です。

 で、総バラしとなりましたがグリ-ス塗布が過多な感じでした、多分前ユーザーが分解整備しているんじゃないか?と思いました。
 モーターを外して電気を流してみると無事回転したので修理はイケそうです。

 ただ、外した動力台車を見ると
 これまたグリ-ス塗布が過多な感じの上に電気が流れる金属類が黒ずんでいかにも電気が流れそうにない状況です。故に動力台車をバラしまして金属部を磨きます。
 と言ってもスプリングは磨いて綺麗にするのは不可能ですので本来交換すべきですが、先ずはケチって再使用する事としました。
 16番なんかで酸化した金属部品はサンポ-ル(塩酸)に漬けて綺麗にするのが一般的みたいですが、TOMIXのスプリングだと綺麗になる頃には溶けて無くなりそうなので、今回塩酸より弱い酢酸(お酢)を使ってみました。2時間位漬けてみましたが或る程度綺麗にはなりました。 もう少し漬けていても良かったかな?とその時点では思いましたが。

 で、ダイキャストも接点部分を磨き、ゴムタイヤは取り敢えず手元に有る奴で付きそうな物を取り付け(笑)。多めの油も取り除いて適量とし、やるべき事は終えたので、組み直しです。

 ところが、動力台車を組み直す時にギアをひとつ落っこどしまして、簡単に見付かると思いきや、散々探しても出て来ません。結果暫く放置となってしまいました。が、ジャンク品には事欠かない我が家、暫くして或る時に屋根裏部屋へ行ったらギアが有りまして(落とした物とは別の物)、これ幸いと使用して組み直ししました。

 さて、組み直して走るかどうかですが、結果として反応は有りますが殆ど動かない。これは多分?と思い当たるところが有りまして、早速量販店に行き、

 集電スプリングを購入しました(苦笑)。やはり元々のスプリングは多少綺麗になったとは言えまだ黒ずんでいましたから手っ取り早く交換が吉だったのでしょう、1輌分で¥110ですから安いものです。ただ、旧ED75にはこのスプリングで大丈夫だったのかな?一応調べたら機関車用と書いてあったんですが……まぁ動きが渋くなくて走ればOKとします。

 で、再度走らせてみたところ好調に走りました(笑)。スプリングウォ-ムでボディ無しの割に静かな感じでした。ひょっとしてボディ被せた方が反響してうるさかったりして(笑)。ともかく途中パ-ツ紛失とかありましたが、走る様になって一安心&満足しました。調子が良さそうなので車輌自体レストアする事もも考えましたが

 屋上機器パ-ツは不足してるし、ヘッドマ-クは接着されてるし、ナンバープレートは前後と側面で何故か違う物が付けられているしで面倒くさくて断念しました。で、動力は今後の予備パ-ツとなりました。

   教訓
 入手出来るパ-ツは下手にケチらないのが吉(苦笑)。

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