ブログチェックをしていたらマイクロエ－スからワキ700(とトキ10タイプ)が発売されるのを知りました。
ワキ700なんてピンと来る方は余程のマニアだと思います、発売に関して(アメブロで)書いていた方が二人居られましたが、どちらの方も年輩でマニアックな車輌も好きとお見受けされる方(失礼)でした。
ワキ700は戦時中である昭和18年に30輌製造されたボギー式有蓋車です。所有者は海軍省、軍の車輌です。魚雷や爆弾等を積んで運ぶ為に作られ、その為に扉はオフセットされ、ホイスト(クレーン)を室内に装備しています。戦後は普通に貨車として使われましたが、ホイストが設置されている事から救援車代用として使われる事も多く、記憶が定かではありませんが最後まで残った車輌は鹿児島機関区で救援車代用だった物と雑誌で読んだ記憶があります。
そんなマニアックに車輌ですが、これまで知る限りではMODEL21とワールド工芸から金属キット、甲府モデルからペーパーキットが出ています。プラ量産品ではマイクロエ－スが初の製品化となります。
正直、個人的に欲しいとは思います。が、先ず定価で２輌セット税別¥4400というのがちょっと引っ掛かっています。ケチからすると貨車１輌あたり¥2200って高いなぁ、と感じるのと、実車にして30輌しか作られなかった車輌だけに２輌も必要無いと思うんです。まぁ片方は貨物列車の中に使ってもう片方は救援車代用として機関区の隅に置く車輌とすれば良いんでしょうが。
後、出来も気になります。まだメーカーのHPを詳しく見てないのですが扉開く様には作られてないみたいですが(マイクロエ－スの扉が開く有蓋車は扉の厚みがあり過ぎて妙)、同社のワキ１みたいに中央から意味不明の十字の凹みモ－ルド(？)が有ったりしないでしょうか？
それともうひとつ躊躇する理由は
既に我が家にはMODEL21のキットが有るんですよ。完成品の写真を見る限りではワールド工芸のよりMODEL21の物の方が格好良いと感じたもので購入するとしたらこちら一択でした。
記憶が定かではありませんがこれは確か主催者さんがオークション出品したのを落札したんじゃなかったかな？市販されていた物はプラケ－スに入っていたのですが、これは注文販売となってから、注文があって極少数生産した残りを販売した奴かと思われ、よって紙箱入りとなっていました。
しかし作らないんじゃ全くの無駄ですね(苦笑)。今後も貧しいはんだ付け技量から直ぐに手を付ける可能性は極めて低く、マイクロエ－ス製品を買ってしまおうか？先の疑問があるからやめようか？少し悩んでいます(笑)。
一押しいただけますと幸いです。
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