以前に入手したマイクロエースの155系ですが、中古のマイクロエース製品を入手したからにはお約束である動力車の整備をしなくてはなりません(笑)。師走で何かと忙しかったりするのですが、ちょっとした暇をみて整備しました。
分解する前にどの位の反応を示すか気になり、線路に載せ電気を流しましたが意外や意外、一応走ったのには驚きました(大概不動なので・笑)……が、「キュイ~ン!」と甲高い音がしたのでヤバい!と慌ててパワーパックの電源を下げました。ギア大丈夫だろうか?
で、分解に入りますがあまり良い樹脂を使っていなさそうなマイクロエースの更には古い製品ですから下手に力を加えるとパキ-ンと一気に割れる可能性が大きい(何回かやらかしています)ので慎重に外します。ボディを外し、動力ユニットのメカイスを外す、これだけでも大変です。特にメカイスはダイキャストの爪が嵌まる部分が割れ易いので特に気を付けます。
なんとか無事メカイスを外しましたらメカイス裏の通電板が酸化して黒っぽくなっているので磨いて綺麗にします。
磨いている途中ですが
未だ磨いていない右側と磨き中の左側の違いが分かるでしょうか?今回は接触する部分だけサッと磨きました。今回のは古い割には比較的綺麗な感じでした。以前入手した401系なんかもっと酷かったです。
台車も分解して通電用の金具を磨きます。これも
磨き中の右側と磨く前の左側とで色が違うのが分かりますでしょうか?今回のは古い製品ですが、同時期のKATOだとこんなになっていませんので材質の違いとかあるんですかね?これも古い割には比較的綺麗ではありました。
台車の中には有名な所謂中華油は殆ど見受けられなかったのと、メカイスの爪受け部の根元が白くなっている箇所が多いので一度分解清掃されていたのかもしれません。
それでもちゃんと再清掃をして組み上げまして、走行チェックしました。ら、
分解前よりは幾分良くはなったものの、基本的状態に変化が無い………。
台車を分解し、再び組み付けてチェックした時はギアの摩耗によるスリップ感は感じなかったので、多分モーターが駄目かも?タイムアウトでモーター単体チェックは出来ていませんが、これまで中古でも普通の状態の製品でモーターが駄目だった事がなかったのでモーターのチェックをしなかったツケが回って来た格好です、迂闊でした。
次の休みに時間が取れたら再分解してチェック、となりますが、モーターが駄目だと現在TOMIXのM-5モーターが入手困難な様なので厳しい状況に追い込まれそうです。
一押しいただけますと幸いです。
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