そろそろリニューアルしても良いんじゃない? | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

    マイクロエースのC59ジャンク品を弄りながらふと「マイクロエースから国産形式の蒸気機関車が出てどれくらい経つのだろう?」と思い、調べてみると国鉄形蒸機としてNゲージに参入したD51が初めて発売されたのが1996年なので23年、検討しようと弄ったC59が発売されたのが1998年なので21年経っていました、結構経っているなというのが実感です。
    1/150準拠を謳って登場したマイクロエースの蒸気機関車群、動力がKATOのSM-5のコピーみたいなモーターに多少の精度の誤差は吸収する様な駆動部なので当時としては走行性能は悪くないものの、モーターの元ネタと思われるKATOのSM-5が登場したのが1973年、その頃のKATO蒸機はモーターの大きさのせいもあるのかどうなのか1/140位で作られていて、それでもモーターが大きくて目立つとか言われていたので、それから年月が経ったのにマイクロエースが同じ大きさのモーターを使用して1/150を謳おうとするにはかなり無理をしなくてはならなく結果、一目見て「これ何ですか?」と訊ねずにはいられない形状の形式が多数出たのは鉄道模型を趣味となさる方々ならご存知の通りかと思います。
    そんなマイクロエースの蒸機ですが動力も時々改良されていて(改良されているとはいえ、それが良くなっているかは微妙らしいのですが)、D52の時にはモーターが新型で小型の物となりました。ただ基本的に動力本体に大きな変更が無い為、せっかくのモーターも(車輌の形状に対して)有効に使われていない様に思います。こんなチマチマ小変更を加え変な蒸気機関車模型の発売を続ける位ならいっそのこと蒸機フルリニューアルしても良いんじゃないかと思いったのでした。
   自分が勝手に思うだけなので勝手に考えますと動力として先ず手を付けてもらいたいのは1400mm動輪のミカド/バークシャー用と1750mmのパシフィック/ハドソン用の2種となりますか、貨物用は短足感が感じられないのでD50/60が出来るだけ1/150の形状を保てる動力(D50が大丈夫ならD51・52系は大丈夫でしょう)、旅客用は現行のマイクロエース動力の動輪が明らかに小さい(因みに実物縮小が約11.65mm、KATOが約11.6mm、TOMIXが約11.45mm、マイクロエースが約10.9mm、適当に測ったので誤差が有ると思います)ので動輪間のクリアランスをぎりぎり大丈夫な所まで詰めたり動輪中心間の距離を拡げるとかして動輪を11.5mm近辺の大きさにし短足感を無くし、ボディも低く出来る物として各形式が何処から見てもその形式に見える様にしたらプラ完成品他社で競作機が有る場合は苦しいですが無い物は確実にシェアを取れると思います。リアルラインの様に作り込んだ特定機なら価格が高くても…

    等と妄想しても多分採算ベースに乗らないだろうからあり得ないでしょうね。このままマイクロエースが続いたとして自分が完璧な爺さん、或いはこの世と別れ地獄に旅立った頃でも現在と変わらない形状の製品を発表し続けていたら…それは恐ろしい感じがしますが、このメーカーならやりかねない感じもします。

写真は上がマイクロエースの動力(改)、ダイキャストを削りモーターはBトレの物。下はTOMIXの物。マイクロエースの本来の動力はモーターがもっと馬鹿デカいですし、一見さほど差が無い様な動輪もボディを載せると明らかに大小が感じられます。

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