自分自身風邪気味な上、それが妻に移ったらしく寝込んでしまい家の事を任せっぱなしだった自分は細やかな事をするのもてんてこ舞いで改めて妻の献身的な家事に感謝している次第です。
そんな状況故に我がブログではお馴染みの模型ネタも底を突いて来たので鉄道関連として関西に行ってセミナー受講時にチラッと聞いた話を少し。
自分の勤めている会社はかつて鉄道車輌の空気バネを作っていたメーカーです。
会社のセミナーでの休憩中、同席した方に(空気バネの専門では無い方ですが)空気バネ関係の話を振ってみたら当然ながら空気バネにも種類が有り、というより台車の形式ごとに違うらしく、あれは作っても赤字の事業だったと仰ってました。作るにあたってはバネの金型を探すのが一苦労だったとの事。まぁ考えてみると台車ごとに金型が必要で、しかも会社のメイン事業の製品が金型ひとつで数十、いや数百万個作る(我が働く会社ながら金型ひとつでどれくらい生産するのか聞いた事が無い愚かな自分です、数千万かもしれません)のと違って量産効果がなさそうだけに仕方無い事なのかも知れません。
鉄道ファンには空気バネの車輌に乗っている時に「赤字と引き換えの乗り心地なんだ」とチラッと思ってでもいただけましたら幸いかと(笑)。
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