中村精密の小変更の謎 | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

    昨日の記事の中村精密C51ですが


    レストア完了しました、ってのは2割本当8割嘘です。ボイラ部は余っていた物に付け替えただけ、ドローバーはかねてから作っておいた軟質プラのドローバーと替えただけ。前輪は無い車輪の所にワールド工芸のスポーク車輪を被せただけ、よって持ち上げるや外れます。先輪は他の物で合いそうなASSYを探したのですが合わず形だけの誤魔化しとなりました。
    こんなインチキをやったのは単に問題点を修正した後もちゃんと走るのか知りたかったからで、実際走らせたら何故かテンダが振れる様になってしまったのですが走行自体は問題無くてホッと一安心、破損時の予備は確保したといった風情です。
    で、ここからが本題、と言っても大した事では無いのですがエンジン部からボイラ部分を外したら集電板が

    この様なC形機の動輪全てから集電する物でした。今まで入手した中村精密の蒸機は集電板が皆

    このような形状で第一動輪と第二動輪からのみ集電する形状の集電性能が貧弱そうな物ばかり、先の物はしっかりとした部品で個人が製作したワンオフ品とは考えにくく、この様な変更がいつされたのか謎です。
    先輪にしても同様、合う物をと探して出て来た中に

(右・取り付け穴の小さい方が一般的に付いている?先台車、左が今回見付けた形状の違う物)
    車軸・と他に有る物と明らかに形状・材質が違う物がありました。スポーク・車軸を取り付け部の材質・形状から車輪は中村精密の物に違いないのですが車輪だけ使用して他は流用の自作品なのか中村精密純正の変更品なのか不明です。中村精密の先輪はスポークが9本有るので個人が改造するのにわざわざ車輪を使うかという疑問がありまして(実際、今回は探して出て来なかったのですが銀河モデルの限定品らしき8本スポーク車輪に取り替えたのが我が家に有りまして、普通改造を行うならこの様にするのが普通と思われます)中村精密はこのような小変更をあちこちしていったのか詳しく調べた文献も無い様なので実際のところどうだったのか不明で今後の事実解明が待たれるところ(でもないか?)です。


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