トータルセットから(その2) | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 トータルセット(その1)では実際にセットの中味を見た感想でしたが今回はこれが出た頃の思い出なんかをグダグダ語りたいと思います。

 これが出た頃って確か自分が中学生の頃ではなかったか?と思います。正直懐かしい事は懐かしいですがTOMIXのセットと比べると印象が薄いのはこれが出た時には一応車輌・レール・パワーパック一式持っていて必要性が特になかった上価格も(初心者が初めて手にするには)結構したからです。定価は記憶してなかったのですが今回のセットの箱に値段のシールが貼られてしてその価格は\20000、因みにこれを単品(ホームはセットの価格)で買うとするとどうなのかサッと調べてみたら\20460、と余りお得感の無い価格設定だった事が分かりました。ちょっと脱線しましたが当時子供向けの本で始める最低限を揃えるのにパワーパックと小判形線路、KATOのキハ20(M)で一万以内で収まるなんてのが掲載されていた記憶が有ります。当時子供に買い与えるセットの価格が二万円はかなり大きかったのでは?と思うのは自分が貧乏な家で育ったからでしょうか?セットや線路システムはTOMIXが先行してた事もありKATOのトータルセットは余り見掛けなかった様に思います。ましてや渋い車輌設定、子供が急行形を最初に望むとは考えにくく、実際KATOでも特急形を入れたセットもありましたがその特急形は181系、当時まだ「とき」で残っていたのか上越新幹線開業で引退していたか定かではありませんがやはり当時の子供にとってメジャーな車種ではなかった様に思います。二大メーカーからは国産の485・583系は出てなかった頃で485は学研、581/583は学研とTOMIX香港製品が有った位で外観の出来も今のアシェット国産鉄道に劣る出来。TOMIXの581は車種が3種類しか無く
4輌編成以上にしようとするとM'Mユニットを入れる毎にモーター車が入るという事になる凄い時代でした。特急の貫禄がある12連にしようとすると10M2T(驚)!単独で碓氷峠登れそうです(笑)。
 そんな時代をリアルに体感した貧乏オヤジですがやはりあの頃は夢があったなぁと思います。当時はメーカーも増え国内の鉄道車輌でそれなりに鉄道模型を楽しめる様になった頃で年に数回の新製品に対する夢や期待も大きかった感じです。今は月々の新製品の波に流され己を見失ってしまう様な感じ、購入に余り喜びを感じず惰性になっている感じがあります。だからといって過去が良く戻りたい訳ではありませんが…。

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