(2019年12末、2020年年始時点での情報です。2020年1月2日記載)
2019年末2020年年始 シベリア鉄道オケアン号、ハバロフスクやウラジオストクの現況報告
このブログを見つけてきた方は、恐らくシベリア鉄道オケアン号、ハバロフスクやウラジオストクの旅行情報が欲しくて検索されてきた方に違いない。
私も先人達の情報や旅行記を参考にして、2019年末2020年年始にかけて5日間ハバロフスクとウラジオストク、両都市間移動にシベリア鉄道オケアン号乗車という個人旅行に行ってきた。
先人達への恩返しを兼ねて、私自身の記録を残し、まだまだ情報の少ないハバロフスク、ウラジオストクへの渡航を検討している方への情報提供をしたいと思う。今回の旅行でも、事前の情報とは違った点、変更があったと思われる点が多々あった。ここでは、細かな点だが気にしている方も多いであろう事に集中して記載する。参考にしていただければ幸いである。
なお、ここでは街中の観光情報、ロシアVISA取得方法等は扱わないので他の先人達の情報を参考にしてほしい。
シベリア鉄道 オケアン号 特等室リュークス 進行方向や予約時の注意点
2019年末にシベリア鉄道 6番列車 ハバロフスク→ウラジオストク行 オケアン号 特等室リュークスに乗車した。
鉄道モノを予約する際、「どちらが進行方向なのか」はかなり重要である。
私もリュークス号はどうなのか、予約前に色々検索したが掲載しているサイトを見つける事は出来ず、乗車するまで不明であった。
今回実際に乗車して判明したので報告する。
私が利用したのはオケアン号 6番列車 ハバロフスク発→ウラジオストク行き 特等リュークス5番6番室。1人利用である。
予約は自分でロシア鉄道公式予約サイトで行った。
オケアン号特等室リュークス進行方向(2019年末現在)
結論として、進行方向は下記の図の通りである。
ロシア鉄道公式予約サイトに表示される特等室リュークス座席表に方向を記載した。
進行方向は左がハバロフスク行、右がウラジオストク行になる。座席表画像はどちらの方向でも同じなため、迷うことはないはずだ。
特等室リュークスがある18号車は、ハバロフスク発では機関車の次位、つまり進行方向で1号車に連結されており、特等客以外が通る事はまずない。ちなみに私が乗った時は18両編成ではなかった。季節変動により最大18両で運転可能で、リュークスは最前(最後)列連結と決まっているため18号車になっている、と勝手に想像した。
また隣の車両の間に車掌室があるので、不審者が来ても車掌の目に留まることが多いと思われる。女性一人でも安心かもしれない。
特等室リュークスは、小型テーブルを挟んで両方向に座席(片方はベッドのベース兼用、片方は椅子)がある。座るに関してはどの方向でも問題ないだろう。
問題は就寝時である。ベッドは上下2段であり、片方に寄って設置されている。
上記の座席表基準で左壁(1・2室、5・6室、9・10室)、右壁(3・4室、7・8室、11・12室)のどちらが良いか、以下記載の注意点と安全性確保の観点等からも判断が分かれる所だ。
リュークスの設備等は他のブログが詳しいので割愛する。
乗車後に分かった注意点
1:ベッドは壁から引き出す
日本の寝台客車24系のソロ等の個室に乗ったことがある方はご存じかと思うが、日本では座席兼ベッドの上から直接シーツを敷いて寝る。
2:左右壁どっちが良い?安全性の確保は?下段ベッドに転落防止の柵等なし。テーブル上には多数の食器等あり。
私はウラジオストク行で5・6番室(つまり左壁)だった。それを基準に説明する。
左壁は加速時には心地よいが急ブレーキがかかった場合、下段には柵が無いためベッドから落ちてしまう可能性があった。またマクラ位置のすぐそばにテーブルもあり、頭をぶつけてしまうかもしれない。
テーブル上には食器、ビン飲料、花瓶等も載っている。これを収納する場所はない。
右壁だった場合、急ブレーキ時、食器類が自分の頭に降ってくる可能性があるのだ。
つまり、このリュークスは左右壁どちらが良いのか、判断するのが難しいのである。
一つだけ言えるのはここは外国である。慎重に決めよう。
私の身長は181㎝。はっきり言って足は完全に伸ばせなかった。多少体を斜めにすれば入る程度。
背の高いロシア人は多いはずなのにどういうことなのだろうか。ロシア鉄道より車幅の狭い日本の寝台列車では完全に足を延ばせたのに、である。
4:部屋のドアノブの動きは2段階あり
室内に入り、ドアを閉め、再び開けようとドアノブを動かしても開かない。ドア自体を押しても開かない。
これはどうしたものかと焦っていたら、車掌が検札に来てドアを外から開けてくれた。
聞いたら、ドアノブの動きは2段階あると知らされた。1段だけだと子供が開けてしまうからだという。
1段階目 私はここで止めてしまっていた
2段階目 さらに力を入れてここまで回してドアが開く。
5:ルームカードキーは自分から言わないと貸してくれない
外からの入室にはルームカードキーが必要なのは他のブログでも指摘があった通り。
このカードキー、何も言わなくても貸してくれるのかと思いきや、自分から言わないと貸してくれないので注意。
「食堂車に行きたいのに車掌がカードキー持ってこないなー」と思ったあなた、自分で車掌室へ取りに行きましょう。
6:揺れと騒音が結構する
日本の寝台客車レベルを期待するとがっかりするかもしれない。正直、私はあまり眠れなかった。あくまで「今、私はロシア鉄道の寝台列車に乗っているのだ!」という雰囲気を味わうものだ、と割り切った方が良い。
カーブはそれほど多くないと感じたので体が持っていかれる感覚はあまりなかった。あと機関車が頻繁に汽笛を鳴らすがこれは旅情があって良かったと感じた。
7:携帯の電波はそこそこ入る
ハバロフスクを出たら、ウラジオストクまで電波が入らないのでは?と懸念していたが、電波はそこそこ入った。
私はiPhone11PROでソフトバンクの海外接続とe-simのUbigiを使っていた。
両方電波が入っていたことは稀だったが、どちらかはほぼ入る、という状況だった。
あくまで体感だが2つ合わせて行程の9割は電波が入っていたと思う。
予約時にわかったこと
1:情報通り、特等は一人独占可、その場合多少割引あり
繰り返すが、私は6番列車、ハバロフスク発→ウラジオストク行きの特等リュークス5番6番室に乗車した。1人利用である。
先人達の情報通り、予約時、同室の2席を選択すれば1人で独占できた。
しかも2席予約でも、乗客者名入力時に1人しかいない場合、2人利用より多少割引があった。













