夢 出会い 魔性 -70ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




しっぽが無いので、パタパタ手を振ってご主人さまに合図。


車から降りてきたご主人さまを見たら、またホッとした。

ホッとしてエヘヘ、とか笑ったりして。



二郎っていうのはご主人さまが好きなラーメン屋さんなんだけど、
正確にはここは二郎じゃない。

二郎風のラーメンを出すお店なので『二郎モドキ』って呼んでるけど、
めんどくさいから『二郎』って言ってる。

ホントの店名は全然違うの(笑)



わんわんは良く行く『二郎モドキ』のお店だけど、
ご主人さまは初めて。

わんわんが『二郎に似てる』とプッシュしたからドキドキする。



「味どーお?」

「うん、旨いよ」

「良かった~」

「これなら近ければ週1で通うな(笑)」

「そっち(ご主人さまの住まい)には二郎モドキないの?」

「あるけどイマイチで駄目だな」


良かった、イマイチって言われたらどうしよ~とか思ってたから。

わんわんは普通のラーメンで、ご主人さまはつけ麺。


「こっち食う?」

「うん、食べたい~」


普通に丼を交換してご主人さまのつけ麺をツルリ。

当たり前みたいに交換して食べるのが嬉しい(単純だから)


当たり前だけど、ご主人さまは実家が心配でこっちに戻ったんだ。
わんわんに会いに来たんじゃない。

…でもわんわんにも連絡くれた。
それで十分だし…

もしかしたら、99%は実家が心配でも、
1%はわんわんを心配してくれてたかも知れない、し。



ラーメン屋さんは禁煙。

「このあとお茶するんだろ(笑)」

「え?うん」

「なに?」

「ううん。何時くらいに帰るの?」

「4時くらいかなあ。弟も来るから」

「そか」


心配した弟さんも実家に来る予定になってるみたい。

4時かあ…あと2時間ちょい。

ほんとのほんとはエ/ッチィことしたかったけど、
状況が状況だし、さすがにそんな恥知らずなことは言えないじゃない(…)



ファミレスに移動してご主人さまとまったりティータイム。

2時間。

エ/ッチィことにはバタバタな時間だろうけど、
お茶をするならゆったりまったりな時間だ。

身振り手振りで「こんな揺れだった」なんて話したり、
ラーメン食べたばかりなのにシフォンケーキつつきながらおしゃべりしてた。


「明日帰るの?」

「ん。朝早くに帰るよ」


…今夜は実家で家族で過ごして、明日は早くに帰っちゃうんだ…

お茶が終わったらばいばい。

いつ会えるか判らないのに、お茶が終わったらばいばい。

でもそれは仕方ないこと。



どちらかと言えば、今こうして目の前にご主人さまが居ることが
奇跡っぽくスペシャルなことなんだから。






ご主人さまにチョコ渡せました~


わんわん、チョコのことなんて一言も言って無かったのに…

ご主人さま、わんわんにホワイトデーのプレゼント持ってきてくれた(涙目)



いまさっきバイバイしたとこ。

ご主人さま、無事に帰り着いてね






ご主人さまが400キロ向こうに帰る前に一瞬会えれば、と思ったけど、
もしかすると一瞬じゃなくて1時間くらい会えてしまいそう。


…コンビニの駐車場で煙草とチョコ渡そうと思ってたの。
バレンタインの(……)



いまさっき『ファミレスにするか』ってメール来ましたです。

ご主人さま疲れてるはずなのに…



ご主人さま
わんわんに時間くれてありがとね
ありがとね


いま車で走ってるとこです。

チョコ渡してくるよ






ご主人さま、こっちに来てる。

心臓がばくばくした。


『埼玉着』


わざわざわんわんにそうメールを寄越したってことは、
わんわんと会う意思があるってこと。

…会うのが無理なら、ぬか喜びさせるようなメールを寄越すはずが無いもの。



埼玉の実家に着いたのは夜中の1時過ぎ。
たぶん、すぐには眠っていないだろうから…
起きるのはお昼近く…かなあ?

頭の中でくるくる考えて、何時に起きればいいかシミュレーション。

ゆうべは停電でお風呂も入れなかったから、
早起きしてお風呂入って…なんて考えながらまたウトウトした。


朝9時ごろお風呂に入ってたら、わんわんからメールする前にご主人さまからメールが来てた。


『おはよ。今日は仕事?』


ご主人さま、もう起きたんだ。


『おはよ。今日明日連休(^-^)』

『それは良かったね』

『もしかしてわんわんちゃんとお茶?(笑)』

『そんな状況かあ?(笑)』

『○○さんの実家はそんな状況じゃなあい?(笑)』

『ほとんど被害なし(笑)』

『じゃあわんわんとお茶の状況(笑)』

『二郎やってるかな(笑)』

『駄目だったら諦めてファミレス(笑)』

『だね(笑)』

『二郎に集合?』

『集合じゃないよ(笑)』

『わんわん、勝手に鼻くんくんしながら向かうから~』



ご主人さま、わんわんとお昼ご飯食べようって言ってる~(と、解釈)

思ったよりご主人さまが起きたのが早い。

慌てて身支度をして、集合場所の二郎に向かった。

…集合じゃないけどね(笑)

ご主人さまが行く二郎に、わんわんが勝手に向かうのです。




『着いた(^-^)お店の人が仕込みしてる~』

『早過ぎ。まだ○○市内だ』

『ハチ公みたいにいい子で待ってるから大丈夫(笑)』



もうすぐ。

もうすぐご主人さまが来るよ。

ああ、ほんとにしっぽがあったら、バタバタしすぎて千切れそうだよ。



『■■市内に入った』

『はーい』


車から飛び降りて、道路をキョロキョロしながらご主人さまの車を待った。


もうすぐ
もうすぐ


あっ!来た!ご主人さまの車っ!