わんわんはご主人さまにとって日常。
毎日メールしたり、くんくんまとわりついたりしてるのが普通。
でも、わんわんの存在は非日常。
本来、存在していてはいけないモノ。
それがきっと、不/倫ってやつ。
婚外恋愛なんて、小綺麗に飾った言葉は大キライ。
不/倫は不/倫で、言葉として良いのだ。
マイナスのイメージが付きまとう単語が正しいのだ。
だってマイナスなことをしているのだから。
ご主人さまはきっとクタクタに疲れきっていて、早く日常に戻りたかったのだ。
ご主人さまはきっとクタクタに疲れきっていて、非日常をたゆたっていたかったのだ。
お風呂も入ってない、って言ってた。
おヒゲも伸びてた。
わんわんがおヒゲ剃るね
わんわんが洗うね
わんわんにおヒゲを剃られたご主人さまは、いくぶんかスッキリした顔に見えた。
その後で、2人で非日常を感じて、ご主人さまはしきりに「眠い」と言っていた。
汗ばんだご主人さまが、汗ばんだわんわんを抱きしめて、「眠いなあ」って言ってた。
「疲れてるのよ。寝よう」
そう答えて、ご主人さまを抱きしめ返した。
ご主人さまは日常に早く戻りたかったのだ。
わんわんと非日常をたゆたいたかったのだ。
きっと、昨日はそんな日だったんだ