まさか…のお泊り*9*ピンポーン | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




お腹を拭ってくれてから、ご主人さまはペットボトルのお水をごくごく飲んでた。

一階に降りて冷蔵庫から持ってきたんだ。


「わんわんも」

「起きないと飲めないよ(笑)」

「起きる」


起きる、って言ったものの、起き上がれなくてじたばたした(笑)
ご主人さまが手を握って引き起こしてくれた。
冷たいお水が美味しくてごくごく飲んだ。
喉がからからで、口の中はベタベタしてた。大きな声を上げてたからだろう。

それからご主人さまにぺったりくっ付いて、ほわほわしあわせな気持ちで横になった。
寒くない?なんて聞きながら、抱きしめてくれる腕がきもちいい。
肌寒い夜だったけど、ご主人さまの体温がきもちよかった。
ご主人さまがあったかいってことは、わんわんはひんやりしてるのかも。
ご主人さまが寒くないといい。


そのまま眠ってしまって、朝ビクッと目が覚めた。
何時なんだろう。


「なに」

「…何時だろ」


ご主人さまの手が、ぱたぱた動いて何かを探してる。
ああ、腕時計。


「まだ5時だよ」

「うん」

「この部屋、時計が無いんだよなあ」

「うん」


まだ5時。
わんわん今日は仕事だけれど、ご主人さまのおうちを9時くらいに出れば間に合う。

またウトウトとまどろんで、今度はおトイレに行きたくなって目が覚めた。

階段を降りて時計を見たら8時半。
あら、ちょうどいい(笑)

おトイレを済ませてから化粧ポーチを引っ張り出して、はだかんぼのまま洗面台に向かった。
軽くお化粧してたら、ご主人さまも階段を降りてきた。


「わんわん、バスで駅まで行くから寝てていいよ」

「俺もバスだけど(笑)一緒に出るよ」

「駅まで一緒に行ってくれるの?」

「んー。で、バーガーキング食う」

「えー?わんわんも食べるー」

「間に合わなくなるよ(笑)」

「へーきだもん」



ピンポーン


へ?いまピンポーンってなった?

はだかんぼのわんわん、大いに慌てふためいた。

やっべ!服着なきゃ!
いやいやいや、そーゆー問題?
隠れる?
はだかで?どこに?
えーー?!


「出るよ」

ささっと服を着たご主人さまが玄関に向かってく。
ガチャって音の後で「宅急便です」って声が聞こえた。



宅急便かよ!
↑心の中で1人ツッコミ。

落ち着いて考えれば、おうちの人がチャイム鳴らすはずないけど、
はだかんぼで、仮にも不/倫相手の実家でチャイムが鳴ったら…


飛び上がるほど驚くんだからー(笑)